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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【教材紹介】 ブロック遊び、サッカーボード



きわめてシンプルですが、マネして組み立てる課題。
「戦闘機だ」と言ってやると、楽しそうに組み立てます。
もちろん、できたらごっこ遊びに。

初めは少なく、徐々に多く。
初めは一方の向き、徐々に複数の向きの組合せへ。

目と手の協応、視知覚、視空間認知。
ブロック遊びが楽しいという子に限る。

DSCF1160.JPG










どのレバーとどの選手がつながっているか、
レバーの延長線上にたどる必要があります。
これも、視空間認知が関与しているのでは。
スコアは簡単な算数の計算。多い少ないの比較もできます。

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【教材紹介】カタカナのプリント



特定のカーディーラーの車になりましたが。

文字のランダムな羅列から、有意味の文字列を抽出する。
視覚的探索。

車に興味があり、カタカナの習得を図りたいとき。


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【教材紹介】 漢字のわなげ



予め、漢字カードで読みの習得状況を把握した後、
読めなかった漢字について、カード付属のイラストを使って意味を説明。

次に紙に漢字を書かせて(今回は時間が無かったので活字で)、
輪投げに。

指導者が言った漢字の棒に輪をくぐらせればゲット。
輪を投げるときには、自分でも読みを一言宣言してから。

適用例としては、おおむね読めるが、一部読みを忘れている場合の復習。
輪投げが嫌いな児童には不向き。
また、漢字の意味が了解されていない段階で、読みだけ学習するというのも、
イマイチ。


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お祭りで教材さがし(そればかりですが)

2つのお祭りに行ってきました。
2010_08290037.jpg














気球は子ども達にとって初体験。
聞くと、20kgのガスボンベを2本積んでいて、
15分で1本がなくなるとか。
家庭用ガスボンベが10kgで1万円ぐらいですから、
相当な費用です。
でも今回の登場費は無料。
どこから予算が出るかというと、
国土交通省が後援しているようです。
 
2010_08290026.jpg










上空30m。
普段は農業用の空港です。
 
 
P1000084.jpg














パラグライダーのショーがすばらしかった。
山岳からだとエンジンは必要ありませんが、
平地からなので、大きな扇風機のような機械を背にして推進力にしています。


竹とんぼや、飛行機のペーパークラフトのコーナーもありましたが、
既に定員に達しており、残念。

 
P1000091.jpg










このあと、保育園の団体が主催のお祭りへ。
 
 

自分で作った魚で魚釣り。
「クリップは返して下さい」
というところに、園の予算の実情が・・・。
 
8cac9af4.jpg













ジムに登ったり、



 
P1000094.jpg














輪投げしたり、(職場の輪投げが無機質に思えてきます)


 
P1000086.jpg














バスケットシュートなど、体の発達をねらう遊び。
シュートに失敗したら、一歩ずつ前に出られるルールなのは、
一般的なお祭りと違って、能力差への配慮がきめ細かいです。


 
P1000097.jpg










左が完成したコマ。右が裏から見たもの。
ピンをシンにしていて、簡単な作りでもよく回ります。


 
P1000090.jpg










「桃太郎」の導入時は、「イスの反対は? スイスイ、水泳」と
音韻分析課題をやっていました。

 
P1000089.jpg














竹とんぼコーナーや、縄跳びもありました。




 
P1000087.jpg










大型のブンブンコマもおもしろかったです。
出口で小さいブンブンゴマがプレゼントされました。
 
さすが、日常子ども達と接している方々なので、
声かけや指示、状況把握がすばらしいです。
PTAの保護者も協力的に活動されていました。 

 
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魚釣りゲーム 数のタイルバージョン



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トレイで魚釣りゲーム コミュニケーションスキル、計算



トレイで自作した魚釣りゲーム。

ルールを守る、話し合うなどのコミュニケーションスキル。
魚全てに書かれている点数の足し算。

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くっつきの「を」 釣りゲーム



「を」と「お」の使い分けの指導を依頼されました。
依頼を受けても、そのまま指導で行うわけではありませんが、
(週の限られた通級時間では、内容を絞る必要があります)
通級指導のニーズにたまたまフィットすると判断したので、
取り入れました。


まず、「お」と「を」の使い分けの実力(ベースライン)を確認。

次に、私が使い分けを説明しましたが、今いち・・・。

そこで、「くっつきの『を』」をビデオで説明。
これはよくわかったようです。
(予め用意しておいて良かった。夏休み中の教材研究が
こんなに早く役立つとは)


その次に、問題カードを一枚ずつ引き、
「お」と「を」のどちらを使うか、使う方のプラケースを
魚釣り風に取った人が勝ち、にしました。

別に魚釣りでなくても、カルタ風でもよかったですが。

「おなら を する」
なんて上品でない例文ですが、
この方が子どもにとってはおもしろいし、
印象に残りやすいのですよね。

(写真は、「は」と「わ」。他に、「へ」と「え」もしました)

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カリキュラマシーン

この記事タイトルに反応した方は、
第2次ベビーブーム世代前後の方だと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=H5FuF_rEhTY&feature=related

教材を探していたら、懐かしい動画に巡り会いました。
よく保存していた方がいたものです。

私は「いきしちにひみいりい」の歌をよく覚えています。
とても懐かしく思いました。
この歌を思い出しながら、ひらがなの読み書きに役立っていたのを
覚えています。

また拗音では、「ねじれソング」もよく覚えています。
これで拗音を覚えたかどうか、記憶が定かではありませんが。

あの頃は、子ども向けのこうした知育番組が多かったです。
今はDVDですかね。
当時はビデオなどの記録媒体もなかったので、
今と単純比較はできませんが。

気のせいかもしれませんが、出演者の表情やまなざしは、
今よりももっと温かでやさしい感じがします。
こういうまなざしをした方は、今は出会わないなあと思うのです。

昔を美化するつもりはありませんが、
もう一度、大切なことを思い起こしたい、という気持ちになりました。

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地域の木育施設のおまつりにも行きました

すぐ近くの広場では、中小企業のグループが主催する、
出店も立ち並んでいました。
昨日、一昨日と、お祭り三昧です。


P1000050.jpg













やはり、短冊に願いごとを書いて、柳の木に。
短冊は何とぜいたくに、経木でできていました。


P1000042.jpg










さなかつりゲーム。
引っかけるタイプ。

P1000043.jpg














磁石タイプのさかなつりゲーム



P1000058.jpg










木の工作でヨットをつくり、水流のあるプールに浮かばせる。
レースです。


P1000047.jpg













昼頃になるとお楽しみ。
デザート自作コーナーには長蛇の列。
おいしそうな上に、無料ですからね。

あっという間に定員になりましたが、私たちはセーフ。

なんと入れ物もフォークも木でできていました。
もったいないので、中身は食べて、持ち帰りました。

きっと間伐材を使っているのかな?

というわけで、指導で使えそうなネタは、
魚つりゲームくらいでしょうか。
水に浮かばせた方がはるかにおもしろいです。

魚に文字を書いておけば、文字の読みの学習にもなりますね。
釣るまでに視覚的な注意の維持の時間が長いですから、
効果的?

でも準備と後片付けが大変ですね。
時間割が混雑しているので、次の子が来る前に
片付けを終わらなければなりませんが・・・。


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科学センターでおまつり

プラネタリウムのある、地域の科学センターでお祭りがありました。
おまつりには、教材ネタがいっぱいです。



大きなしゃぼんだま。



ペットボトルロケット




パタリンチョウ





グライダーのおりがみ。
とてもバランスよく飛びます。
きちんと折らなければいけないのがネックでもあり、
指導のポイントでもあり。
「ハサミは使うのはよくない。折り目をこすって
ちぎるのが良い」と教えて頂きました。
飛行機にとって良いのか、手先の巧緻性の訓練にとって
よいのか、ちょっとわかりにくかったですが。

普段、ハサミを使う指導が多いので、
新鮮に感じました。なるほどと。





定番の風船。


P1000054.jpg











真ん中の風船とストローは
ブーブー音が鳴る笛。
ストローに弁がついています。

左が、本物のチョウの羽根をはさんでラミネートした飾り。
右側の風車は、小さな風圧でよく回ります。
前に向けて歩くだけでクルクル回ります。

チョウのラミネートは、元中学校理科の先生の担当。
「この地方だけで、チョウは80種類いるよ。
ここにある標本は、すべてこの地域でとれたもの」
と教えてくれました。

他にも理系の先生方がたくさんいました。

理系の先生方の説明は、理論的に正確で、
ゾクゾクします。あこがれます。

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【教材紹介】びゅんびゅんロケットを輪にくぐらせる



びゅんびゅんロケットを飛ばして輪にくぐらせるゲームです。
びゅんびゅんロケットはこちら。

http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/473/

びゅんびゅんロケットは、その製作過程で
手首の回旋の動きを意外と行います。
ビニール袋をねじったりして。

このほか、普通のけん玉が難しいお子さんに、
ペットボトルでけん玉を作って遊びました。
ペットボトルのふたを開けたり閉めたり、
大きさの合うふたを探す過程で、手首の回旋が
かなりできました。

家に持って帰ることで、家でも遊んでもらうことを狙います。
指導時間だけではなく、日常での遊びの中で伸びることを期待して。
「宿題」というと重みがありますが、「遊び」なら楽しくできます。

身体全体の協調運動、目と手の協応運動など。

書字の運筆の運動の前に、この段階がフィットする子がいます。

子どもをカリキュラムに合わせるのでなく、
カリキュラムを子どもに合わせる。
まあ、個別指導だからこそできることですが。

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【教材紹介】キャノン ペーパークラフト

最近は、工作ネタばかりですが。

キャノン ペーパークラフト
http://cp.c-ij.com/ja/contents/1006/

先日は、ブーメランを作りました。
特に切り方が丁寧である必要があるので、
少しハイレベルかもしれません。

が、やはり作って良かったなあという子がいます。

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【教材紹介】 びゅんびゅんロケット


幼稚園のお祭りの工作は・・・。





既に持ちネタでした。

傘の袋ロケットで、力の調整力を

飾りをつけた方が、明らかによく飛びます。


DSCF1044.jpg










小さい子もいますから、飾りは初めから切っておいて、
両面テープも予め貼り付けてありました。

通級指導では、
子どもによって、準備の段階を変えることで難易度が調整できますね。

また、使う物はきれいにトレーにまとめられているのも、
構造的でとてもわかりやすい。




作り方の説明書が実にわかりやすい。
イラストが添えられていて、完成後がイメージしやすい。
もちろん、完成品もそばに置いてありました。
構造的なイメージが描きにくい子や、
いつ、どうやったら、どこまでやったら完成なのかの
見通しがとれなくて不安になりやすい子には
とてもいいと思うのです。

私は絵が下手なので、なかなかできませんが。


 *

さて、教室では。
ある通級児童にとっては、作って遊べて本当によかったなあと思いました。

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【教材紹介】 つくってわくわく

http://www.nhk.or.jp/kids/tukutte/

ノッポさんの「できるかな」の後継の番組です。
たまに、小学生低学年、時には高学年の通級指導にも
使える工作が披露されることがあります。

手先の巧緻性はもちろん、作成後に遊ぶことで、
人付き合いのスキルや、ルール理解、
もっと本質的には「楽しさ、安心感」の土台が必要な子に。


通級指導で工作を行うときは、以下の条件が大切だと思っています。

1)工作完成後に、遊べるものであること。
2)工作後の遊びも含めて、1回の指導時間内にできること。
3)お持ち帰りするとき、カバンに入れられる程度の大きさであること。
4)材料費がほとんどかからないこと
5)家でも自分で作ってみたいとき、おおむね自力で作れること。
 また、親子のコミュニケーションに役立つこと。
 
うちの学校は自校給食方式なので、
段ボールや空き缶などの材料がタダで手に入ります。

また、ペットボトルなど、資源ゴミからちょっと頂くことも可能。

夏祭りの季節になり、幼稚園でも夏祭りがあります。
ここでも、指導のネタがたくさんあります。

wagomu.jpg








とりあえず、昨日のワクワクさんでやっていた、輪ゴムを使った工作。
本にはさんで開いたらとび出す、お菓子の箱を開けたらとびだす。

このほか、すぐできる輪ゴムでっぽうと、射的ゲーム。

こんな単純なものでも、我が家ではかなり盛り上がりました。

補強、補強で、見栄えはかなり良くないですが。




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【教材紹介】 4択クイズで読みを育てる




無料の知育ページ「キッズラブ」は、たのしいです。
ただ、画面上でクイズに挑むと、読みの苦手な子には制限時間が厳しいです。
印刷して、箱から一問ずつ取り出して回答するようにしました。

読みが目的なので、クイズの問題の中身はやさしいものだけを選びました。
問題文が読めて、読解ができれば、4択の回答はすぐにできるようにしています。
ひらがなだけなので、読みやすいです。
分かち書きはしていないので、この教材ではレベルが高すぎる場合は、別のものを。

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【教材紹介】たたいて・かぶって・ジャンケンポン




正式な本家本元があるとは知りませんでした。

wikiの記事ではありますが。
たたいて・かぶって・ジャンケンポン 

安全のため、たたく棒は、紙をまるめたものを使用しました。
感覚統合のため、紙をまるめるという作業もやってもらいました。
ヘルメットは教室にないので、バインダーを急きょ使用。

ねらい

(1)もし~ならばの判断と実行する機能を育てる。
(2)じゃんけん中は棒に触らないなど、衝動性や注意の配分のコントロール。


非適用例
(1)じゃんけんの勝敗の判断がほとんどできない場合
(2)恐怖感を持ちやすい場合

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【教材紹介】 正しいひらがなを見つけよう 「注意」、「ワーキングメモリ」へ




文字の読みの苦手さの背景には、
・視知覚
・音韻分析能力
が関与している場合があります。

ところが、視知覚や音韻分析能力に遅れはなく、もちろん、視力や聴力にも問題はなく、知的にも遅れが目立たないのに、不規則な誤った読みが頻回に起こることがあります。

その背景には、注意、集中、ワーキングメモリがかかわっている場合があります。

今回の教材では、「単語の誤った表記は無視し、正しい単語の時だけ早押しボタンを押す」という遊びにしてみました。

何を隠そう、作成者の私も一度まちがえたのでした。

この教材によって、ワーキングメモリを鍛えようとか、他児並にしようと考えるとうまくいきません。
子どもの発達のペースにじっくりつきあうというスタンスで。

教材は、3モーラの単語のみ使用。
子どもの状態に合わせて加減を。

ダウンロード(ppt)

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【教材紹介】 しりとり爆弾


『構音の指導研修DVD』でも紹介した教材です。

しりとりをしながらキッチンタイマーを受け渡しし、
音が鳴った人が負け、というゲームです。

1 
じゃんけんで勝った人が、キッチンタイマーを持ちます。
音の鳴るまでの時間は、子どもの実態に合わせて加減します。

2 
単語を何か言って、相手にキッチンタイマーを渡します。

3 
相手は、語尾を抽出して、それが語頭に来る単語を言います。
つまり、しりとりです。
単語を言ったら相手に渡します。
音が鳴ったときに、キッチンタイマーを持っている人が負けです。

4 
子どもが単語を思いつかないようであれば、
 「すわるもの」→「いす」というように、なぞかけにします。
なぞかけのヒントの出し方によって、抽象概念や言語的推理の力の育成にもなります。
  
5 
語尾音が抽出できない子には、「た・ま・ご」というように
モーラ分解して聞かせ、語尾音を強調することで、語尾の抽出を助けます。

6 
同じ単語を2回使ってはいけない、というルールにした場合、
聴覚的短期記憶の参照という部分での練習にもなります。


応用としては、しりとりではなくて、「か」のつくことば、にしてみたり、
「くだもの」というようにカテゴライズを課題にしてもいいでしょう。
指導のねらいによって。


○ 適用されるケース

(1)音節分解が苦手なために、構音や文字の読み書きの苦手さに現れている場合。
  音節分解や語尾音抽出の力は、一般に4歳代後半までに身につきます。

(2)抽象概念、カテゴライズ、言語的推理の力を育てたい時に。

(3)特定の語音の構音指導が完成期となり、
会話やゲームでも正音が出せるか確かめたり、練習とする場合。


○適用されないケース

(1)音節分解や抽出の力は十分あるが、似た音の聞き分けが難しいなど、
  同じ音韻認知でも、他の要素の問題な場合。

(2)語いが著しく少なかったり、呼称が著しく弱く、教材のレベルが高すぎる場合。

(3)慌てると思考が著しく低下する場合(ワーキングメモリが弱い)

(4)この教材を楽しめない場合。

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《教材》 地域のお祭りにはネタがいっぱい

先日行ったお祭りにも、ネタがいっぱいでした。

D1002172.JPG











魚釣り。
この魚は重さがけっこうあるので、引っ張り上げるのに力が必要です。
市販のおもちゃより本格的。
重さがあるということは、感覚統合的にかなり意味があると思います。


D1002170.JPG













輪ゴムの力で上に跳ばすと、くるくる回りながら落ちてきます。
体育館の天井部分まで高く跳び、よく回ります。
両面テープを貼る、はがす、手先でつまむ動作など。
くるくる落ちてくるの見ていたら、追視にも?


b583052d.JPG













これは違うおまつりで作ったものですが、
マグネットシートの磁力で、羽がひらひら動きます。
最近は、モールもマグネットシートも百均で買えますね。

色を塗る、紙を切る、両面テープをはがすなど手先の運動に。
予め用意する材料にどれだけ手を加えておくかで、
難易度が調整できます。

物作りの実践では有名ですね。
ネットで検索したら、展開図も出てきました。


どれも楽しめました。

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ハートキャッチプリキュアカード




今回のプリキュアシリーズには、
「こころのたね」というのがあります。

似た様な模様の「こころのたね」がたくさんあります。

まだ機能とか、役割とかはよくわからないのですが、
これをカード化して、数字も入れれば、
ウノ風のカードゲームになるのでは、と想像しています。

まずは、同じカードを2枚ずつ作ってラミネートし、
神経衰弱やばば抜きができるようにしました。

単調な構音指導で、
・10回「ケ」を言ったら、一枚箱から取る。先生も取る。
・先に「こころのたねカード」を5枚取ったら勝ち。

というゲームにしてもいいでしょう。
これだけで、50回「ケ」の練習になります。

スポーツ車の好きな子には、車カードを作って同様に。

子どもの笑顔を見ると、作った甲斐があるものです。

これで、何週間かはもつかな。

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この時期の教材ネタ

子どもの日が近づいているので、
男の子には、こいのぼりの折り紙をすることがあります。

アニメを見ながら折れる『おりがみくらぶ』


母の日も近いので、お母さんへのプレゼントを
紙工作することもあります。
はさみを入れる練習や、書字の練習にもなります。
もちろん、通い始めた子の能力的な評価にもなります。
母子関係の改善?にも。

 http://contents.kids.yahoo.co.jp/papercraft/


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幼児の学習素材館

http://kotoba.littlestar.jp/kisetsu-sozai.html

ここは、質がかなり高いです。
しかも、日々更新して新しい教材が。

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在籍学級の楽しい教材



通級児童が日常過ごす学級の先生に見せて頂きました。
「大きな数」の授業で、お金を使っているそうです。
100円玉を10枚切り抜いたら、千円札と交換するよ、
というもの。

指導書には、あまりお金を使わないようにと書いてあるそうですが。
導入にはいいですよね。

10個切り抜くことで、体で「100円玉10枚で千円札」を覚えますし、
子ども達の楽しそうな姿が目に見えるようです。

先生は私のブログを見て下さるそうなので、
記事にしました。

2000年にホームページを開設した頃、
前任校の同僚の先生方には、
「一度見に行ったら、二度と行かない」
などと言われたものですが、
今の職場は何人もの方に見てくださっています。
ありがたいことです。

通級指導教室と通常学級の先生方との連携が、
今の職場は比較的うまくいっているように思います。
これまた、ありがたいことです。

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漢字の読みにgoogle画像検索



特に単語レベル以上の文字が読めるには、
語い、言語概念の土台が一つとして必要です。

一文字一文字と音韻とのマッチングには、
語いが関係しないような気もしますが、
「たいこのた」など単語と結びつけて覚える場合も多いので、
やはり語いは関連してくるでしょう。

漢字は表意文字なので、漢字の成り立ちから教える場合もありますが、
かならずしも成り立ちだけではわかりにくい場合もあり、
その文字、語の意味するところを写真や図で示すこともあります。

漢字の読みのパワーポイント教材に、
google画像検索した図を貼り付けて、
意味理解しやすいようにしたところ、
読みの定着度が明らかに向上した事例があります。
(もちろん、定着度を見るときには画像のヒントはカットして、
漢字だけを示して評価しています)

目で見せた方が意味をイメージしやすいお子さんには、
特に効果が高いですし、それほど認知特性に偏りがなくても
やはり有効です。

国語の教科書の文意がわかりづらいというお子さんにも、
通級で単語の意味を画像で示すことで、理解の補助となり、
また通常学級に戻っていけるようにする、ということも
心がけています。
通級での自立活動のねらいと兼ねられる場合には。

指導室にネットがつながるということは、
とてもありがたいことです。

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文と女



「文」だけを選んで○をつける課題。
何秒でできるかな。

似た文字の見分けが苦手なお子さんに。

フロスティッグの教材の文字バージョン。

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