忍者ブログ
某公立学校ことばの教室教員。言語聴覚士。特別支援教育士。  SINCE 2000.1.1 
ブログ内検索
カレンダー
07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 4 5
7 8 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[02/23 留萌小学校ことばの教室]
[05/10 プー子]
[01/11 にくきゅう]
[11/25 なっか]
[10/26 さつき]
[10/12 赤根 修]
[08/21 赤根 修]
[05/28 miki]
[05/28 miki]
[05/13 赤根 修]
[05/06 赤根 修]
[04/15 miki]
[04/15 赤根 修]
[03/12 かわ]
[03/09 赤根 修]
[03/03 KY@札幌]
[03/01 赤根 修]
[02/28 hakarino]
[02/23 kさん]
[02/23 miki]
[02/12 suge]
[01/15 suge]
[01/15 miki]
[12/21 赤根 修]
[12/17 ku]
バーコード
アクセス解析
[1]  [2]  [3

就学時健診のことばの検査の結果の文書があった。

就学時健診のことばの検査の結果の文書があった。

***

氏 名    Aさん 女児  セラピスト小学校就学予定
構音検査 [k→t]一貫、被刺激性なし、自覚あり
器質的な問題は見当たらない。
自由会話    語いが豊富で会話が弾む
知能検査    正常
聴力、視力、身体    異常なし
幼稚園情報    先生の指示よく通り、友達関係は積極的で周りから一目置かれている。ただ、言いにくい発音で、言いよどむことがある。

***

詳しい検査は2月に行うが、この時点で、ことばの教室への通級をお勧めする根拠を3つ以上挙げよ。
 また、今後の状態の変化により、通級までは必要でなくなる条件を挙げよ。


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


PR

「学習の遅れが心配」を主訴に訪れた小3男児。適切な対応はどれか。

「学習の遅れが心配」を主訴に訪れた小3男児。適切な対応はどれか。

① 知能検査で学習の遅れを測れば良い。
② 生育歴情報は必要ない。
③ 日常の学級での友達との関係についての情報は必要ない。
④ 日常の学習状況がわかるノートやプリントのコピー持参をお願いする。
⑤ 担任の先生の見立てよりも、客観的な検査のデータを原則として採用する。


ヒント
知能と学力とは同じではありません。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


教育相談 初回検査の選択 ことばの教室担当者 問題集

6歳の男児。主訴は「サカナがシャカナになる」。まず行うべき検査はどれか。


a.構音検査
b.純音聴力検査
c.言語発達の検査
d.視知覚認知検査
e.読解力の検査


1. a、b、c
2. a、b、e
3. a、d、e
4. b、c、d
5. c、d、e

***

視知覚とは、単純に言うと、形を見分ける力のことです。(実際にはもっと複雑で深いですが)
構音が主訴なので、「まず行う検査」にはなりません。

読解力の検査で、言語発達の様子などの一部を見ることはできるかもしれませんが、読解力=言語発達ではありません。

言語発達の遅れに伴って、構音の発達が遅滞しているのかもしれません。
サ行は、構音の発達で、最後に獲得する音です。小学校低学年までもちこすことがあります。
言語発達に比例した構音発達ならば、まず指導すべきは構音なのだろうか、という支援の方向性を判断するためにも、必要な検査です。

純音聴力検査の「純音」とは、聴力検査の「ピー」音のことです。
構音障害の背景に、聴覚障害があるかもしれません。除外するためには必要な検査です。
「サ行」の置き換えの疑いであれば、周波数の高い音の聞き分けが注目されます。

構音が主訴ですから、構音の検査は必須です。
また、検査には専門的な知識、技術が必要です。
会話時にたまたま置き換わっているだけのものを拾っても、評価できません。
単音節、無意味音節、単語、短文、会話の各レベルでの評価が必要です。

また、構音類似運動検査により、発語器官の音産生の基本的な運動能力があるかどうかを評価することも重要です。




にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


教育相談は占いではない

背景情報を持たずに、面接時の印象だけで判断するのは、占いと同じ。
否、占いですら、客の行動観察を精緻に行っている。

アセスメントの基本がわからない人が、教育相談を担当すべきではない。



にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


現場では、行動分析学がよいか、認知心理学が良いかと選ぶのでなく、トータルに

日々、子どもたちや保護者との魂を込めた勝負です。
その勝負に挑むためには、学術的にどちらに優位性があるかということではなく、
トータルに意味を見いだし、トータルにとらえ、トータルに判断し、臨機応変に対応していく必要があります。

そのためには、心理や行動、そもそも人とは、という基本的な知識、対立している両者の考え方の知識が必要です。
心と行動とは全く別物ではない、と思います。
切り口が違うだけで、実際の現場では、様々な切り口でトータルに見つめ、対応しなければなりません。

そして、子どもや保護者が、今どの地点に立って、苦しんでおられるのかということ感じ取ることになしには、対応は成立しないでしょう。
もし支援者に感じ取る力がないということであれば、身近な人に相談しつつ進めることでしょう。

その方々のために何ができるか、を真剣に考えるとき、様々な知識や経験がフル動員されます。

悪化が未然に防止できたり、緩やかにできた手応えを感じたとき、そのことを想います。



にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


就学相談 2

子どもの今の気持ちを正確に感じ取れるかどうか、すべてはそこにかかっている。
と言うことは、自分で自分の気持ちを感じ取れるかということ。
自分の思考の前提を見抜けるかということ。
大人の都合で、子どもの気持ちを「読み替え」てはいけない。

支援者も家族も。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 次回記事も期待の方は一日1クリック プリーズ。
  







にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


就学相談

ここ数週間、休日と言えば、就学相談の資料を作成しています。前期と後期とに相談を分けて、前期は既に終わったのに、分ける前と同じ数の相談申し込みが入っており、さらに増加見込み。件数は毎年、増える一方です。検査依頼もあるため、学校から出る日も増えています。
 早く文書を作らなければと思いながらも、1ケース1ケース、気がつくと長考して、手が止まってしまいます。この子にとって一番よい就学、支援のあり方は、そのためには、と考えると手が止まってしまうのです。
 そして、アセスメント情報を読んでいると、この子が就学後、楽しい学校生活が送れますように、と、子どもたちを送り出す側の切なる願いが行間から伝わってきて、目頭が熱くなります。
 就学を控えて、これまでの精一杯の努力、子どもがどう感じるかにあくまでも視点を置いた支援に感動しながら、この想い、技術が就学予定校に正確に伝わりますように、と願わずにはいられません。
 主義主張や無理解を乗り越えて、子どもたちが、現実として幸せな人生につながりますように。


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ 
↑ 次回記事も期待の方は一日1クリック プリーズ。
  




にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


心をいじるべからず

初めてことばの教室を担当した頃、「どこでもパンツを脱いでしまうので、恥ずかしいということを教えるにはどうすればいいでしょうか」という相談を受けたことがあります。
当時の私は、恥ずかしいという感情は教えるものではなくて、人とのコミュニケーションや認知発達の土台の上にできあがっていくものだから、恥ずかしいという感情だけを切り取って教えるものではない、ということはわかっていました。
しかしそれをうまくことばで表現できずに、相談者へうまく答えられませんでした。
今なら、パンツを脱いでよい場所を視覚的に示して、ほめて行動形成しましょうとお答えできるのですが。

昆虫が怖い子どもに、どうやって怖い感情をなくしたらいいですか、という相談も。
なにやら論理的に思考して、これは怖くないよと教えるアプローチもあるようですが。
でも私は、怖い子の気持ちがわかるので、「怖いものは怖い。どんなに理屈をこねたって」と思います。特に想像の困難や仮定の話を理解することが苦手な自閉的傾向のある子に、論理的に怖くないように、なんて・・・。

人前で話すのが苦手な子に「聞いている人は畑だと思いなさい」とか、「手のひらに人と書いてなめたら緊張がゆるむ」だとか、そんなアドバイスが有効だった子に私は出会ったことがありません。
有効だとすれば、よほど催眠効果がある子か、効いた振りをしているだけか、いずれかでしょう。

心をいじるのでなく、少しずつ慣れていく行動形成を目指した方がいい。あるいは、そもそも慣れる必要があるのか、課題自体を問うべきだ、と思うわけです。
  

勝負へのこだわりが強くてイライラする子に、イライラするのをやめさせるのは難しいけど、イライラしながらも片づけを手伝ったらそれをほめること、ありがとうとフィードバックすることが大事だと。

もし、心にアプローチするなら、人の心を操作するのでなく、受け止めること。
そして、楽しい経験をいっぱい与えること。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 次回記事も期待の方は一日1クリック プリーズ。
  



にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


就学指導委員会研修会

今日は就学相談を担当する先生方のための研修会でした。
教育相談の基礎、就学措置判断の法的、制度面、文書作成、手続きの進め方、そして実際にロールプレイを通じて、相談面接の実技を行いました。
特に新しい先生のために、今年は実技を重視しました。

資料をもとに、親御さんやお子さんのヒストリーをどのように受け止めるのか、足りない情報は何か、そして、就学措置の方向性をどのように判断するのか、各班で話し合って頂き、交流しました。

先生方皆さん真剣で、各班の見解を伺っていると、自分が親の立場だったらと、涙が出そうになるぐらい、共感的にとらえてくださっていました。

子どもの幸せを考えるという点では、親御さんも相談員も、まず一致できる点です。
そこがスタートであり、ゴールでもあります。

いろいろと、胸がおしつぶされそうになることもあるけれども、子どもたちの楽しく、笑顔があふれる学校生活が送れるよう、今年も真剣にとりくんでいきたいです。

このあとの日程では、心理検査の実技も行い、知能モデルや発達についての専門的な知識を深める予定です。


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 次回記事も期待の方は一日1クリック プリーズ。
  

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


就学の不安

親も子も、今このとき。
少しでも不安を軽減できるよう、きめ細かな配慮をしたいと調整中。
就学相談担当、就学時健診、一日入学担当、幼稚園、保育園引き継ぎ窓口と、入学に関わる仕事を一貫してさせていただいています。
仮に私が転勤になっても、この入学までの仕事を同じ職員が行うこと、別々の職員が担当になっても、連携を強力に取ることが望ましいと思います。


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ


特別支援教育 ブログランキングへ

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***




忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***