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某公立学校ことばの教室教員。言語聴覚士。特別支援教育士。  SINCE 2000.1.1 
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新人研修会4月14日

この年度初めのお忙しいときに、
なんと22名の先生が集まって下さいます。
それだけ研修のニーズが高いと言うことですね。

指導が始まる前の時期に学びたいという声に応えるため、
一番忙しいときにあえて計画しました。

また当地域では、新しい先生への研修シラバスを策定するための
試みのひとつとして、今回の研修会を企画しました。

明確な研修目標を立て、知識と技術の基礎が身につくことです。

教師として現場で試行錯誤しながら覚えていくことももちろん大事です。
しかし、自己判断、経験だけでよいというなら、
およそ科学なんて必要ないはずです。
それなのに、科学を語るのは自己矛盾ですね。
先人の失敗体験、成功体験の蓄積に学ぶことによって、
目の前の子どもにより有益な指導、支援ができるはずです。

教師が働きやすいということも大切ですが、
通ってくる子どもにとって有益なのか、ということが
まず第一に大事なはずです。

あれだけ一生懸命教えて差し上げた先生。
通常学級に行ってしまいました。
これまでの骨身を削って研修を進めてきたのはなんだったのか、
という強い徒労感と絶望感に襲われます。

でも、22名の方の研修意欲には、真摯に応えたい。
そして、一方で、長く担当する先生も増えてきています。
そのことに希望を持ちたいと思います。





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ことばの教室担当の打ち合わせ時間

年度初め、入学式、始業式、着任式、新学期の準備で、秒単位で忙しい学校現場。
自分の学級だけで準備すれば良いのではなく、教務部、保体部、生徒指導部などの
校務分掌の会議や、特別委員会(特別支援教育、図書館協議会、学力向上委員会等)の
諸会議も入ってくるでしょう。
入学式、始業式の準備では、受付から飾り付け、下校ルートの確認、式会場準備、
教科書、教材等の準備、机、椅子の数と大きさの調整、掃除、など。
配慮の必要な子については、始業式が始まる前に、学級担任、保護者、
コーディネーターと打ち合わせも入ります。

さて、ことばの教室担当の打ち合わせ時間はとれるのでしょうか?
私が歩いてきた学校でよくありがちだったのが、
入学式が終わるまで、一度も打ち合わせができなかった・・・。

確かに通級開始は後日なのだけれど、教室内打ち合わせは後回し、
というか、やろうとおもったら、教務部会が始まります、などで
全員がそろわず。

やっと全員がそろって担当者決めをする段階では、明日から指導。
子どもの情報の引き継ぎもままなりません。

今年は、ことばの教室担当の会議について、
向こう一週間分のコマをまず確保しました。

何があっても、こちらを優先してくださいと。

通常学級の先生も、学年団やTTなどと打ち合わせするでしょうと。

ことばの担当は、単に学校の付属品ではないですよ。

「担外」ということばも、尋ね返しています。
ことば担当も「担当者」ですよ。
「担外」というくくり方自体が、違いますよと。

通常学級担任が忙しいので、「担外」の先生が手伝うという
図式。
ある程度はわかりますが、ことばの教室担当の本務が
遂行できないほどの事態になっていることに、もう少し気づいて下さいと。

作品文化展の審査会議などの諸会議が、通級指導時間とぶつかります。
確かに通常学級担任の先生は出やすいかもしれませんが、通級担当は
でにくいのです。
校務分掌の係分担の段階から、そうした業務は外していただくようお願いします。

通級担当が「職制」として認められるよう、
年度初め、校務分掌の係決めの段階が肝心と思っています。




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通級担当教員の「基礎定数化」法案通りました

通級担当教員の「基礎定数化」法案(衆議院から送付)は、
参議院で3月27日、出席議員240名全員の賛成で可決、
成立しました。
衆議院でも全会一致で通っています。
これにより、通級予定児童生徒が13名いれば、教員1名が自動的、
確実に配置されることになりました。
画期的です。


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新しい先生へ ことばの教室の通級とは

「通級による指導」とは、通常学級に籍のある児童生徒が、週1~8時間、特別な場で指導を受け、それ以外の時間は通常学級で過ごすシステムです。
 平成5年度から正式にスタートしました。それまでは、「言語障害特殊学級」しか存在せず、週の限られた時間の通級というニーズとは合っていませんでした。
 平成8年度から、管内でも○○小学校を皮切りに、「特殊学級」から「通級指導教室」に移行していきました。
 通級指導を受けた時間は、通常学級で授業を受けた時間と見なすことができるので、遅刻、早退扱いにはなりません。(学校教育法施行規則第141条)。
 特別支援学級に籍のある児童生徒が通級することも、「特別の教育課程」を編成すれば認められますが、通級担当教員の配置のための時数にはカウントできません。つまりサービス扱いです。
 ことばの教室の通級対象は、「言語障害」つまり、構音障害、言語発達遅滞、吃音の3つです。 ただし、担当教員の専門性が確保されていて、指導方法が言語障害と似ているという条件などが満たされる場合には、LD,ADHD、自閉症、情緒障害、肢体不自由、弱視、難聴等も通級対象にすることができます。知的障害は対象になりません。(同上規則、文科省756号通知)
 また、通級は支援の全てではなく、通常学級での指導の工夫、放課後指導、TT、支援員などの活用など、他の選択肢の一つに過ぎません。「障害があるから、全て通級」ではありません。(文科省756号通知)
 通級担当教員の専門性が問われています。校内に相談相手がいないため、外とのつながりで研修を深めることが重要です。

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新しい先生へ~ようこそことばの教室へ

■新しい先生へ~ようこそことばの教室へ

 初めて「ことばの教室」(通級指導教室)を担当した先生は、何をどうやっていいのか、とまどっておられるかもしれません。
 まずは慌てずに、しばらくの期間は子どもと楽しく遊び、信頼関係を作ることを重視してはどうでしょう。
「治そう」と思うと、子どもに加重な負担をかけたりするものです。「この先生となら、付き合ってやってもいいや」と子どもに思われるぐらいがちょうど良いのです。肩の力を抜き、一人の人間として出会ってみては。
 遊びながらも、一方では、子どもがどんな条件でどんな反応を示すか。その子の好きな遊びは。発音の専門的な検査の前に、一人の人間として聞いてみてどうかなど、まず指導方法よりも、子ども理解を。
指導が終わった後は、何でも気づいたことを「指導記録」に。どんなに拙い記録でも、数ヶ月後、数年後に役立つことも。
 最良の「指導書」とは、どこか遠くにあるだけではなく、その子自身が「指導書」であること。子どもをよく観察し、学級担任、保護者からも情報を頂き、何が問題なのかを考えてみてください。「問題」とは、「誰のせいか」ということではなく、本人や周囲が何に困っているか、の事です。
 どうぞ経験の長い先生の指導を見に外へ出てみて下さい。仲間に相談してください。当会はあなたを全力で支えます!

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卒業

高校時代。
生きている意味がわからなかった。
とても苦しかった。
でも、人との出会いにより、救われた。

そして今、生きてきて良かった。
同じ苦しみを味わってきた
君と出会えたから。

奇跡的な出会いをありがとう。

最後の「問題」。
幸せな人生を歩んでください。
そして、同じ苦しみを味わっている人を
自分のことのように味わい、
救いの手をさしのべてください。
苦しかった君にしか、できないこと。

卒業おめでとう。

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義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案(193国会閣14)その2

衆議院インターネット中継です。

3月15日に衆議院文部科学委員会で可決されたようですね。
「賛成の諸君の起立を求めます」
「起立総員」
特別支援教育、がんばってね、親子のみなさん、支援が届きますように
という願いがこもった採決の瞬間のようで、感動しました。

修正動議は否決されたものの、原案は全会派が賛成して可決されたわけです。


附帯決議として

通常学級の定員を減らすことや、通級担当の専門性の向上の努力、
通級担当が配置されにくい小規模校のようすを
法施行数年後にモニターして検討すること、
なども
全会一致で通りました。

今回の法改正の影響かどうかわかりませんが、
こちらの地方では、来年度の人事に際して、
通級担当教員の増員が、久しぶりにいくつもあるようです。

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義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案(193国会閣14)

国会で「通級」ということばが何度も飛び交うのを見て、
感慨深いです。

→ 衆議院インターネット審議中継

メモ


子どもが13人いれば、「自動的、確実に」配置されるとの答弁。
子ども13人に先生一人というのは、必ず13人でなければならないということではない。
12人以下でも、自治体の単独加配で従来通り対応できる。
→逆に言えば、13人に満たない教室は、国では面倒を見ないということ?
加配で対応?
従来16.5人に一人だったので、より充実することは喜ばしいことですが。


10年間で3割の教員を基礎定数化する。
既に加配されたところで「根雪部分」は、基礎定数でという主旨らしい。


他校通級では、1時間の通級指導を受けるために、往復3時間かけて通っている事例
→ 自校通級の割合をさらに増やしていく必要がありますね。
他校通級では、通っていることが知られたくない子にはメリットというけれど、そもそも通うことが恥ずかしいというとらえ方の方がおかしいと思うのですが。
 事例にはよるかもしれませんが。
 近眼の子にめがねを与えるのと同じように、通級が必要な子は通級する、という意識が大人の側にも必要ですね。


「待機児童」の人数は把握していないが、市町村から申請のあったもののうち、実際に教員が配置されたのは8割とのこと。


どちからというと、学校評価の話とか、某学園の話とか、教職員の多忙化についての議論が多くて、通級についてはもう少し議論して欲しい気もしますが。でも、国会で取り上げられたこと自体が素晴らしい。





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対応バイアス  心理学

人の行動の理由について、外的要因を軽視し、内的要因を重視するバイアス。

例)日本人は集団主義的で、欧米人は個人主義的だ
→科学的には、この説は否定されている。
戦時中という外的要因により、集団主義になるのは当然。
もともとの文化という内的要因で集団主義だったのではない。

「直感」も時には大事だけれども、
事実をゆがめて解釈していることも。
科学が全てではないが、
明らかに誤っているとらえ方に固執するのもいかがなものか。








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人事の季節

旧文部省の「通級学級に関する調査研究協力者会議」(平成5年3月31日)では、通級担当教員について、以下のように述べています。

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通級による指導が教育効果を上げるためには,何よりも担当教員の資質が重要である。通級による指導は,IIIで述べたように,限られた時間の中での1対1の個別指導が中心であるため,担当教員は専門的な指導そのものの成果を問われることとなる。しかも,多くの場合,児童生徒は通常の学級の授業の一部に替えて,場合によっては遠くから保護者が付き添って来て,指導を受けており,それだけの教育効果を上げなければ,通級の意義そのものが問われることとなる。このため,専門的な知識,技能を有するとともに,個々の児童生徒の障害の状態や特性等を適切に把握し,それに応じた指導を行える力量を有する教員が担当することが望ましい。

 しかしながら,通級の担当教員,特殊学級担当教員については,経験年数が少なく,専門性が十分ではない者がみられるということも指摘されている。今後,国,都道府県,市町村の各レベルで,専門性と個別指導の力量を養うための研修の充実を図ることが必要である。また,長期的には,教員養成においても適切な配慮が行われることが望ましい。


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