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『構音の指導研修DVD』頒布受付中。 某公立学校ことばの教室教員。言語聴覚士。特別支援教育士。  SINCE 2000.1.1 
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状況絵の説明課題

状況絵の説明課題で、先生が質問を重ねると言うことは、
そこに他人の視点が入るということ。
まずは、子どもの自由な発言を大事にしたい。
ことばが尽きてから、必要に応じて質問を加える。
記録には、どのような質問をしたか、その結果どのような
返答があったかも書く。

単に話した内容を書くだけでなく、文法構成や、単語をいくつつなげて話したか、
相手を意識した話し方なのか、なども見ていく。

単に「絵の意味はわかっているようですよ」では、評価にならない。



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教育相談研修

研修で一番ハード、かつ一番学びになるのは、教育相談研でしょう。

私なりに考えてみた、研修目標を挙げてみます。

1 相談申込を受け、主訴を整理することができる。
2 主訴から、子ども理解に必要な事前情報をリストアップすることができる。
3 必要な情報の収集方法を計画することができる。
4 計画に基づいて、情報を正確に収集し、整理することがきる。
5 整理した情報から、子ども理解のあたりをつけることができる。
6 仮説を検証するために、相談時面接での観察の観点、必要な検査をリストアップすることができる。
7 観察、検査結果をもとに、子ども理解の仮説を立てることができる。
8 子ども理解の仮説をもとに、必要な支援の手立てをリストアップできる。
9 理解と支援について、保護者にわかりやすく説明することができる。
10 学級担任などへの報告書をわかりやすく書くことができる。

こんなところでしょうか。

だから、教育相談研は、総合的な力が必要です。

検査の研修も大事ですが、まずこうした総合的な力をつけていける研修が大事かなと。

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OJTの研修はなぜ重要か

メニエール病で通院していたとき、毎回聴力検査を受けました。
ベテランのSTさんは、機械の操作に無駄がなく、仮説を立てながら
測っていることが感じられました。

たまに新人のSTさんが測ってくれたことがありました。
骨導の機械が耳の裏の骨に密着していなかったり、
左右のボタンを間違えたり、
最初に聞かせる音が大きすぎたり、小さすぎたりなど・・・。

後ろにはベテランのSTさんが見ていて、あとで指導している
様子がありました。

半年で、新人さんはとても上手になりました。

知識はもちろんですが、実際にやっているところを指導してもらう、
という研修が必須。
ところが一人教室だと難しい。
だから地域ごとの研修のつながりが重要。

研修にでかけようとしたら、「年休」をとって行きなさいというところも。

ことばの教室担当の研修は重要。
補欠授業に回る時間があったら、出かけて研修する。
文献のひとつにでも目を通す。

通級担当は、学校の便利屋ではない。

管理職の理解が必要ですね。
「通級学級に関する調査研究協力者会議」(H5.3.31、文部省諮問機関)
にそのことは書いてあります。

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何を優先すべきかは、本人の気持ちも大事

周りの大人は、友達とのコミュニケーションに支障はないので問題はないと。
でも本人に尋ねると、うまく発音できなくて困っていたのだと。

よく、発音よりもコミュニケーションを優先すべきという主張がある。
しかし、何を優先すべきかは子どもによって違うのであって、
一般論をすべての子に当てはめるのは間違いだ。

この事例の場合、本人が困っているのに、何年も放置されてきたことになる。

特別支援教育は、一人一人の教育的ニーズに応えようとするもののはずだ。
子どもの心の内側からの理解が大事である。



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全国学力テスト

全国学力テスト。
「平均をことごとく下回る」という記事。
でも別の新聞では「○○と○○は平均を上回る」という記事。
同じテストなのにね。
後者の方がずっと教育的な見方だと思いますが。


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「検査」を抑制的にとらえるか、積極的に捉えるか

「検査」を批判する向きは、実は検査のことをよく勉強していない。
批判するなら、まず勉強すべきだ。

「検査では子どもの心はわからない」
と断定するのが一例。

「心」を理解するためには、主観と客観の両方が必要。
「主観」を他の人とすりあわせるだけでは、「客観」にはならない。


逆に、「まずは検査ありき」の風潮も問題。
検査は補助にすぎない。
検査で全てがわかるわけではない。
事前の見立てを根拠づけるものでしかない。
事前の見立ての方が大事。

某相談機関の問診票は、昔は主訴や行動観察を書く欄が一番上にあった。
今は検査結果の欄が先にある。
様式改定の背景に、見えてくる「思想」がある。


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エセ科学

「側音化構音のある子は、性格的に緊張、不安になりやすい子が多い」
「吃音のある子は、性格的に緊張、不安になりやすい子が多い」

いずれも、統計学的根拠はない。
実際には色々な子がいる。

過度に「心」、心理的要因で説明することは、慎むべきだ。
道言協の研究主題には「心」の文言がある。
その方向は良いと思う。
しかし、「心」で全てを説明できるわけではない。

科学的根拠が全てではないが、エセ科学により傷つけられる人がいることも事実。

「親の育て方」に行きやすい。





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将来を案じていても、仕方ない

「今、ここ」は、「将来」のための準備期間ではない。
「今」を犠牲にする生き方が、将来を幸せにするのではない。
「将来」は「今、ここ」の中にある。

「今、ここ」に幸せを発見する。
その積み重ねが「将来」。

「学力向上」
何のため?
誰のため?
いつのため?



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教育支援委員会(旧就学指導委員会)での面接では、場の決定だけでなく

子どもの笑顔が増えるために行いたい。

子どもの気持ち、子どもの立場にどれだけ立てるかが重要。

そのためには、正確な子ども理解が必要。

子どもの言動、しぐさから、本音が読み取れなければならない。
行動観察や生育歴等から、正確な見立てを。

紋切り型、一般常識で子どもをとらえるのはもうやめましょう。

そして、学校ではこれができません、それもできませんでなく、
どれだけのことができるか、一度は考えてみたい。

結果としてできなくても、考えてみようという姿勢はお届けしたい。


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「親が手をかけすぎたから、ことばが少なくなった」は本当?

「きょうだいができて、愛情をとられたから、こうなった」
「一人っ子で甘やかされてきたから、こうなった」

きょうだいがいても、いなくても、結局親は責められるわけですね。


「親が手をかけすぎたから、子どものことばが少なくなった」
おそらく、おむつやおっぱい要求で泣き始める5秒前をお母さんは感知して、
24時間体制で、子どもの要求に応えていたのでしょうねえ。
要求の特殊な脳波をキャッチする機械でもお持ちなのでは?

ちなみに子どもの発語は、「要求」だけではないんですけどね。

と皮肉を言いたくなるぐらい、子どものおいたちのとらえ方が単純。

もう少し勉強してほしいなあ。



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