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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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「ルールの共通化」は、支援の必要な子を居心地悪くする

「立腰(りつよう)」
「教科書、ノートの置き方」
「ノートの取り方」
「ノートのマス目の大きさの統一」

など、授業のルールを共通化しようとする動きが加速しています。

確かに、その方が、担任が替わってもルールは変わらず、
戸惑いを感じにくくさせるかもしれません。

しかし、たとえば、
「立腰」は、体幹を支えるのが難しい子にとっては、
姿勢保持が精一杯で、人の話に集中できなくなる。

決められたノートのマス目の大きさでは、
マスからかみだして書いてしまったり、
書くことに疲れてしまい、意味理解に結びつきにくい。

などの状態を示す子どももいます。

「学習規律を1000回言って分からない子には、1001回言う」
などということばが見られたりします。

しかし通級担当は、回数を繰り返しても、守ることが難しい子が
いることを知っています。
「なぜできないのか」
「そもそもその学習規律は正当なのか、科学的根拠は」
と掘り下げていくのです。

そして、学力、体力など、数値化しやすいものよりも、
遊び、コミュニケーションなど、数値化しにくいものこそ
大切にされなければならない、ということを知っています。

どなかたもおっしゃったように
「子どもを物としてではなく、一人の人間として見て欲しい」
今、学校教育は、そこが軽視されていないか、省察が必要と感じているのです。


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通級担当新人研修会を企画しました

臨床研修会(新人研修会) 実施要項   平成30年2月7日

1 主旨
(1)ことばの教室、通級指導教室の経験がおおむね1~3年目の先生向けに、子どもの見方、とらえ方、教室運営などの基礎知識を学習し、通級指導の実践的指導力、教室運営能力を高める。

2 主催 ○○管内言語障害児教育研究協議会

3 対象 ○○会員で、ことばの教室、通級指導教室の経験が概ね1~3年目の者
その他一般で受講を希望する者

4 日時 平成30年4月13日(金)10:00~15:00

5 場所 yaの学校

6 日程と内容
  ① 10:00~12:10 講義・協議Ⅰ 自己紹介、事例紹介、基礎知識
    12:10~13:10 昼食     資料閲覧、フリー懇談など
  ② 13:10~14:00 講義・協議Ⅱ 基礎知識
  ③ 14:10~15:00 演習    「引き継ぎ文書の読み方」(子どもの見方、とらえ方)


7 講師  ya含め3名

8 会費 会員無料、一般300円
9 定員 15名(申込者多数の場合は、会員を優先する)

10 用意するもの 
  1)担当する子どもの引き継ぎ文書、指導記録など1ケース分一式(保護者の同意を得ること)
  2)質問メモ
3)筆記用具
  4)昼食、飲み物

11 その他
  (1)本事業は、「新しい先生のための研修シラバス」策定のための試みの一つである。実績と
検討を重ねて、理事研修会に対して、研修シラバスを提案することをめざす。
  (2)職員派遣依頼の公文書は、臨床研修会窓口から会長名で発行する。
  (3)事故、天候等で開催が中止になった場合は、呼びかけ人から教室代表へ連絡する。教室
    代表は、各教室職員に連絡して頂く。
  (4)昼食、飲み物などは各自用意のこと。
  (5)本事業は「新しい先生のための旅費措置事業」に該当する。公的旅費が出ない場合は活
     用できる。その旨、事務局に申請のこと。
(6)駐車場の都合により、自家用車使用の場合はできるだけ乗りあわせること。



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通級担当の専門性

「ことばの教室をずっと担当するということは、2年生をずっと担当するのと同じだ。ずっと同じところに居続けるのはわがままだ」
と言った論調を聞くことがあります。

それは職員室の論理であって、通う子ども達の側の論理ではありません。
では昨日まで保健室の先生が、急に担任を持ってもいいんですか?

逆に昨日まで4年生担任だった先生が、保健室の先生をしてもいいのでしょうか?
え? 免許が違う? 
そもそも通級担当に免許制度がないことが問題なのです。
だから現場で一年でも長く担当し、専門性を身につけた先生が担当すべきです。
それは平成5年に通級制度が始まったときからの原則だったはず。

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初めてことばの教室を担当した先生へ

■新しい先生へ~ようこそことばの教室へ

 初めて「ことばの教室」(通級指導教室)を担当した先生は、何をどうやっていいのか、とまどっておられるかもしれません。
 まずは慌てずに、しばらくの期間は子どもと楽しく遊び、信頼関係を作ることを重視してはどうでしょう。
「治そう」と思うと、子どもに加重な負担をかけたりするものです。「この先生となら、付き合ってやってもいいや」と子どもに思われるぐらいがちょうど良いのです。肩の力を抜き、一人の人間として出会ってみては。
 遊びながらも、一方では、子どもがどんな条件でどんな反応を示すか。その子の好きな遊びは。発音の専門的な検査の前に、一人の人間として聞いてみてどうかなど、まず指導方法よりも、子ども理解を。
指導が終わった後は、何でも気づいたことを「指導記録」に。どんなに拙い記録でも、数ヶ月後、数年後に役立つことも。
 最良の「指導書」とは、どこか遠くにあるだけではなく、その子自身が「指導書」であること。子どもをよく観察し、学級担任、保護者からも情報を頂き、何が問題なのかを考えてみてください。「問題」とは、「誰のせいか」ということではなく、本人や周囲が何に困っているか、の事です。
 どうぞ経験の長い先生の指導を見に外へ出てみて下さい。仲間に相談してください。
 ことばの教室担当は、校内では孤立感を味わうことがあるかもしれません。
 しかし、大事にしたいのは、職員の気持ちではなく、子ども達の気持ちです。
 同業種の方と連携し、横のつながりを大切にして下さい。
 私はあなたを、そして通ってくる子ども達を応援しています!



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無理矢理人事 

「先生、1年でもいいから『ことばの教室』を担当してほしい。他に希望者がいないんです」
 赴任先の校長室で、校長先生、教頭先生は私に深々と頭を下げました。
 「引き継ぎ」のために訪れた転勤先の小学校。3月も終わろうとするこの時期に、次年度の校内人事が決まっていないのは異常事態と思われました。職員室には、私が「イエス」と回答するのを待つ先生方が集まっているようでした。私が「ノー」と答えれば、校内人事に大混乱を巻き起こしたでしょう。その無言の圧力に屈し、やむなく受け入れました。
 その直後、すぐに校内人事が発表されました。
「ことばの教室を担当するya先生です」
 とまどいました。
ふと、やさしそうな年配の男の先生が私に声をかけました。
「ことばの教室でお茶でも飲んでいってください。指導室やプレイルームも見ていきませんか?」
「いえ、結構です」
出されたお茶を早々に飲み干し、私はすぐに勤務校に戻ることにしました。
「ことばの教室っていったいなんだろう?」
「私にできるのだろうか。何もかもわからない」
帰りの車の中で、私は気が動転していました。
応対した退職一年前の男の先生は何者?
しかしこの先生が、私のその後の教職人生に大きな影響を与えることになるとは、夢にも思いませんでした・・・。

・・・約束の1年が経ちました。
次年度の校内人事で、通常学級担任を希望しようとしていた私に、その先生は、心を込めて説得しました。
「先生。3年でも、5年でもいい。『ことばの教室』を1年でも長く担当して欲しい。通常学級のように1年で替わっていいような場所ではないんです。むりやり人事で先生を担当させてしまったのは、本当に申し訳ないと思う。でも通ってくる子ども達のために、助けてほしいのです」
 経験19年の同僚の先生は、私にこの言葉を残して、定年退職しました。出勤最後の日、先生の周りには、たくさんの教え子が花束を持って集まり、みんな涙を流していました。こんなにたくさんの親子が、先生と出会っていたのだと驚きました。
1年をふりかえってみると、先生に教育相談をした親子は、来室時は暗い表情だったのに、部屋から出るときはみんな笑顔でした。顔の「しわ」にやさしさ、無償の愛を感じさせた先生のことを親御さんは「仏様」と呼んで尊敬していました。
ことばの教室の本棚にあるたくさんの研修図書。その大部分は、先生個人のお金で購入したと聞きました。先生は、空き時間には必ずその本を読んでいました。
「だって、通ってくる子に申し訳ないので」
私は通常学級の希望を撤回し、ことばの教室の継続を希望することにしました。
先生のひたむきな姿に、応える使命を感じたからです。
 それ以来20年、私は尊敬する先生の経験年数を超えました。めざす先生の姿には、全然近づけていない自分を恥ずかしく思います。

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お口ばかり見ているだけでは、わからない。子どもは、総合的、多面的に理解して支援を検討する。

構音(発音)を評価するのに、口元だけを見ていてはだめです。
鼻腔、口腔など発語器官や、身体全体の運動、手先の巧緻運動、コミュニケーション、語音分析力、聴力など、総合的、かつ多面的に子どもを理解することです。
医療機関につなげることが必要ならためらわずに勧めることも大事です。


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【自作教材】単語の区切りがわかりにくくて、文の読みに苦労している子に




おもしろい、と言ってくれると励みになります。
指導内容はやはり、一人一人の特性に合わせて考えたいなあと。
一斉授業の内容ができないからと言って、子どもに説教するのは違うなあと
思うのです。




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吃音のあるイギリス国王を扱った映画『英国王のスピーチ』が無料で見られます。

3月9日(金)まで

https://gyao.yahoo.co.jp/player/01070/v00363/v0000000000000000694/


私はこの映画を映画館で観て、
担当している子ども達の顔と将来が浮かんできて、何度も泣きました。

そして、この映画に出てくる言語聴覚士のような人になりたいと思いました。






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自作教材 語内位置弁別 音韻分析力のひとつ





語内位置弁別「ち」

 発音や読みに困難さがある子の背景には、
音韻分析力の弱さがある場合があります。
 単語のどの部分に、該当の音があるか、
という「語内位置弁別」は、音韻分析力の中でも、
重要な弁別力だと思っています。
 「し」「ち」のつくことばの語内位置を判断する
ワークを作りました。


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就学時健診

「就学時検診」ではなく、「就学時健診」。
漢字の使い方ひとつで、歴史的経緯を勉強しているのかがわかる。にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
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流氷接岸




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自作 サッカーゲーム 完成




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テレビ番組2本紹介 

テレビ番組を2本紹介します。
ぎりぎりですみません。


吃音の研究で、ウェンデル・ジョンソンは有名ですね。
彼は診断起因説、つまり「吃音を意識させたから吃音になった」
という説を唱えました。
現在は、科学的に完全否定されています。

それどころか、彼の行った実験は非人道的で、62年も隠蔽されていました。

1月25日(木) 22:00~23:00 NHK BS プレミアム

http://www4.nhk.or.jp/P3442/



2 
NHKバリパラ。
吃音のある成人と場面緘黙のある成人とが、
コテージで宿泊するという型破りな?企画です。
私も場面緘黙について新たな発見がありました。

先日の日曜日が前編でしたが、見逃した方は再放送があります。
http://www6.nhk.or.jp/baribara/index.html


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自分で勉強が苦手なところを自分で把握して、自ら計画して家庭学習する

確かに大事なことですが。

子どもには能力差があるし、全ての子どもが同じ時期に
この目標を達成しなければならないとなると、
過剰な負担から、勉強嫌いになる例も。

「ちょっとだけ先の目標」
ヴィゴツキーの「最近接領域」

教育に携わる全ての人が知っている必要があること。



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自由会話。

『「日曜日は何していたの?」
「いつ?」
「どこへ?」
「だれと?」
に答えられないんですよ。
言語発達が』。

でもちょっと待って。
先生はなぜそれを問うの? 
その問いの裏の意味は?
「日曜日に経験したことを先生も共有したい」
は子どもに通じているか? 

話し言葉だけでなく、心にも注目を。


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文献紹介「成人吃音とともに」学苑社

http://www.gakuensha.co.jp/cn27/pg347.html


この本にはDVDがついています。
成人の吃音のある方8名が、視聴者に語りかけます。
視聴者に小学生を想定した語りかけがあり、
教材としてぜひ活用させて頂きたいと思いました。

成人後に吃音のある方がどのような人生を
歩んできて、歩もうとしているのか、
リアルな説得力があります。

小学生のうちから、成人後のイメージについて
触れるのは有意義だと思います。

お薦めです。



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志乃ちゃんは自分の名前が言えない

志乃ちゃんは自分の名前が言えない  
押見 修造 https://www.amazon.co.jp/dp/4778321804/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_WJ3uAbJCNVWEC


吃音をめぐる学生時代のつらい経験。
しかし最後の最後に、大どんでん返しが。
あらゆる思いが、この瞬間に凝縮されているように感じました。

漫画ということもあり、一気に読めてしまいます。

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休み中は一日一個作る



サッカーゲーム


参考はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=BJFeoxP6G6M


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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨年は仕事にやりがいを感じた一方、心が傷つくこともありました。もう二度と笑顔に戻れないのではということも。
でも、何気なくの私のことばを何度も読み返し、勇気をもらったという方がいました。
今、人を援助するという崇高な仕事をしているのだと改めて思いました。つらいのは私だけではないこと、絶望の中にこそ光はあるのだということを。
今こうした境遇にいることを天に感謝し、人生の使命を果たしていきます。にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
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子ども理解は、今だけを見るのでなく、育ちの過程を見ること

忙しい一年でした。
本の出版までなんとかたどり着きました。

年末に思うことを一つ。

子どもを理解すると言うことは、今だけを見るのでは無くて、その子がどのようなヒストリーを描いてきたのか、どんな気持ちで人生を過ごしてきたのか、「内側からの理解」が最も大切なことです。
人への信頼、社会への信頼、共感がどのように育ってきたのでしょうか?
親子間の愛着形成はどのように育ってきたのでしょうか?
お母さんの子育て不安はいかがなものだったのでしょうか?
母子分離はできたのでしょうか?
お友達とのかかわりはどのように作られてきたのでしょうか?

納得できないときにどう対応するかのモデルを親や周りの人は示すことができていたのでしょうか?

体罰や心理的虐待はなかったのでしょうか?

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特別支援教育が、目先の成果を追い求める傾向になってきていると感じるのは、私だけでしょうか。
子どもの長い人生というスパンから考えたいと思います。



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ことばの教室ビギナーズ交流館

ことばの教室ビギナーズ交流館
http://rara.jp/speech/

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「アンガ-」を「マネジメント」させる前に、周りの環境を「マネジメント」する

怒ったら、6秒かけて深呼吸させるとか。
10秒数えさせるとか。

なるほど、子どもの感情をコントロールさせる技術を
身につけさせるのも一つの方法かもしれません。

しかし、ちょっと待って下さい。

子どもが怒った原因、背景、経緯はどうなっているのでしょうか。

子どもの怒りは不当なのでしょうか。

周りの人が何人も同時に、本人を説得しようとしていないか。
まず子どもの言い分を十分に聞いてあげたか。
その言い分から、周りが変わっていかなければならないことはないか。
両者の言い分を聞いて、対応しようとしているか。
その公正さが子どもに伝わっているか。
怒鳴り声、早口で子どもを説き伏せようとしていないか。
子ども達自身で解決する自浄能力を奪っていないか。
一日の生活のやるべきことが多すぎて、ストレスがたまっていないか。

などなど、まず変わるべきは周りの大人かな、と思うことが少なくありません。

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【教材】単語穴埋め課題




2つのひらがなの同じ組み合わせを入れて下さい。


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○○障害だから、△△指導法、ではない

「吃音だから流暢性の指導」
「構音障害だから、構音指導」
「言語発達遅滞だから、言語発達の指導」
「学習障害だから、読み書きの指導」
「自閉症だからSST」
etc

障害名は、おおまかな支援の方向性を示すだけであって、
指導方法を指し示すものではありません。

吃音のある子が100人いたら、指導の手立ては100通り。
そしてその子の経過を含めると、100×10×10・・・。!?

子ども一人一人の違いを丁寧に見ていくこと。

読み書きが苦手な背景に、そもそも「聞く話す」は育っているか。
人との愛着、コミュニケーションは育っているか。

吃音の直接指導の前に、会話は成立しているか?
人への信頼が育っているか?

週の限られた通級時間の中で、何を優先するかは、
様々な情報、地域資源との役割分担などをもとに総合的に判断することです。




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