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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【自作教材】構音練習 無意味音節(非語)のレベルで「ひらがなサイコロ」


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無意味音節(非語)のレベルで構音の練習時に使う「ひらがなサイコロ」。

構音練習では、

単音→単音節→無意味音節(非語)→単語(有意味語)→2~3語→短文・長文音読(復唱)→会話

のレベルの順に指導するのが原則です。

原則として、無意味音節のレベルでしっかり構音できていない段階で、単語に入ってはいけません。
単語で練習したくなるのは、子どもも指導者も同じですが、
基本がしっかりできていないと、単語レベル以上で安定しません。
逆に言えば、非語の段階できちんとマスターすれば、単語レベルではそれほど難しくないし、安定するのです。

また、非語では、

1 練習音+他の音

2 他の音+練習音

3 他の音+練習音+他の音

の順に難しくなるので、その順で指導します。

たとえば「か」の練習をするなら、

1 「かあ」「かい」「かう」「かえ」「かお」

2 「あか」「おか」「うか」「えか」「いか」

3 「あかあ」「おかお」「うかう」「えかえ」「いかい」

の順で難しくなります。

やさしい順で練習しましょう。

なお、「か」の文字と、正音とが頭の中で結びついていない段階で、「か」の文字を使用した練習は避けてください。

このように、構音練習は、専門的知識と経験が必要です。

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[【他作教材】 回転するおりがみ の 折り方


思い出しながらなので、正確な折り方ではないかもしれませんが、一応、この折り方で回転しました。




四等分に折って、開き


大きな三角と、小さな三角を2つずつ


山を折り


もう一回折る


両サイドを直角に立ててできあがり。

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【他作教材】 回転するおりがみ


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不思議な回転をする折り紙です。
「科学の祭典」で紹介されていました。
手先の運動のトレーニング。
折り紙は、
1)線や形を認識する 
2)折る(アイロンする)  
など、様々な能力が関与しますね。

ことばの教室の先輩教師は、舌先の巧緻運動と合わせて、手先の巧緻運動を育てるために、折り紙をよく使っていたことを思い出します。

指先が使えず、手の平で折ろうとする子には、予め折り目をつけておいてあげて、ちょっとでも折れたらほめてあげたいですね。

折れ線に「そって」「アイロンする」のも結構難しい動作ですね。

折り方は、次回・・・。

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【自作教材動画】3語文連鎖 文法(統語)


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状況絵を見て、3語文を作る課題。
(状況絵は、市販品を活用)

一枚ずつことばカードをめくって、該当するカードが出てきたら、当てはまる場に置く。
先に文を構成できた人が勝ち、でもよいし、ルールは子どもに合わせて。

助詞の活用を指導のめあてにするときは、使った助詞を指さすなどして。

言語発達のうち、文字の読みはおおむね流ちょうだが、文法(統語)の発達が3~4歳程度の子どもに。

より高次になると、「○○される(られる)」など受動と能動の使い分けも。
(おおむね5歳レベル)

受動と能動の使い分けができるようになれば、日々の出来事の報告もわかりやすくなる土台となるでしょう。
けんかの報告で、どちらが「たたかれた」のか、など。

「おまわりさんが、泥棒に逮捕された」
の間違いが指摘できるか、という遊びにすることもあります。

文法の学習が、日常生活にすぐ般化するとは限りませんが、「形から入る」ことで学習しやすい子もいます。
もっと言えば、文法の学習は、物事の関係性の理解の発達にとって重要であるとも。


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【自作教材動画】ビュンビュン回るアイロンビーズこま


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ビュンビュンとすごい音がします。
アイロンビーズで、手先の細かい運動、目と手の協応運動、回すときにタイミングを合わせて上肢を遠心性に動かす。などなど。

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【自作教材動画】「ました」ゲーム 説明動画








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文意が通じればカードゲット。
助詞の使用を意識すれば、文法構成の指導に。
物事の関係性の理解のために、文法(統語)の指導は大事ですね。
「し」の音の短文レベルの練習に。(ワーキングメモリへの負荷)(初めはこれが作成目的でした)

「金魚を食べました」はだめですが、「金魚が(えさを)食べました」はokですね。
目的語を付加してよいかは、指導の目的に合わせて、あらかじめルール設定を。

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【自作教材】構音練習に。正音ならあがっていきます






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構音練習で。子どもが単音節で正音が産生できたら上がっていきます。
誤音の時は止めます。
おおむね正音が出せるが、あと一歩で定着する場合、正音か誤音かの自己弁別力の向上を図りたい時に使います。
くれぐれも、一度も正音が産生できない段階で用いないで下さい。

なお、カードは「箸」にして、目的先に「ラーメン」とかの絵カードを貼り付けておくと楽しいです。
同様に、

弓矢→動物
ひこぼし→おりひめ
スプーン→メロン

モンスターボール→ポケモンカードの箱から、ポケモンが何が出てくるかな

というのもおもしろいです。

作り方は簡単。
カードの裏に、短く切ったストロー2本を「ハ」の字型に貼り付け、糸を通すだけです。

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【自作教材動画】簡単に作れる輪ゴム鉄砲


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【自作教材 動画】ことばを作ろうゲーム 動画説明編


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ことばを作ろうゲーム 動画説明編。

最後の「ゆ」は、相手でなく、自分のゲットでしたね。
間違えていました。

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【自作教材】コリントゲーム ちょっとかわったバージョン

 

最近、こんなものばかり作っていますが。
「幅」、「間隔」の違いというのは、通常見ただけでわかります。
でも子どもがそれをわかるようになるには、触ったり、物が通るかを確かめたりなどの五感を総動員しながらの経験の蓄積が必要なのでしょう。
そして、同じように経験しても、そうした感覚が育ちにくい個人差があるのも事実。

算数の位取りを間違えて書く、書字の形が不安定などの背景に、視知覚、視機能、方向感覚、目と手の協調運動の苦手さがある場合に。
もちろん、このゲームをすれば算数障害が改善するというほど単純ではありませんが。


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【自作教材】節分風、射的



ポケモンの中に、鬼を入れたのは、いかにも節分にこじつけですが。

点数や並べ方、ルールを話し合いながら楽しく遊びましょう。




最近忙しくてかまってあげられていなかったので、我が家でも。


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【自作教材】節分に「会話すごろくイラストバージョン」

節分と言えば、「会話すごろく イラストバージョン」
http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/351/





豆ちゃんカードをたくさん取った人が勝ち。
または、はじめにゴールした人が勝ち。
どちらも勝ちにすることで、勝負へのこだわりに対してソフトに。

各マスのイラストは、指導者が好きなように意味を与えられるので、子どもに聞きたい質問がアレンジできます。
たとえば「給食」のイラストに止まったたら、
「今日は給食で何を食べた?」(短期記憶、経験、エピソードを想起して言語表現)
「好きな(嫌いな)食べ物は?」(自己認知)
「好きな当番は?」(学級の様子のアセスメント)
「朝は何を食べてきた?」「経験、エピソード記憶、家庭生活のアセスメント)
などなど。

ただ、こだわりの強い子の場合、同じイラストなのに違う質問内容にすると、パニックになる場合も報告されていますのでご注意を。

これを某研究会で発表した後、ご注文が相次ぎ、急きょ、捨てる予定だった、印刷に失敗した賞状の用紙の裏に印刷したりしました。

なんと外国の日本語学校からも、コピーを下さいと依頼がありました。
日本の文化を学ぶのにお役立ちのようで。

そして指導室は、落花生のカラで散らかるのでした。もちろん豆は自腹。

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【自作教材】アイロンビーズの的




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【自作教材】簡単に作れる輪ゴム鉄砲

 

輪ゴム鉄砲と言うと、割り箸を何本も使って輪ゴムも限りなく巻いてというイメージがありますが。
洗濯ばさみを使うと簡単に作れます。
ただ、輪ゴムの回旋、手首のひねりがかなり必要です。

作り方の説明では、対面だとわかりにくい子がいます。通常学級でも対面でなく側から支援が有効でしょう。
作る操作の模倣がうまくできない子もいます。身体図式が描けているか、そのことが書字に影響していないかを検討できます。
完成後の遊びでは、ルールの話し合い、実施、振り返りのSSTにもなります。

・的は何を使い、どのように並べるか
・距離は決めなくて良いか、決めるならどこからか。わかりやすいよう、発射場所に目印を付けては。
・スコアーはどうするか、書いておかなくていいか。どうやって書くか。
・子ども特典はありか。ある場合どのくらい。

話し合いのネタはいくらでも。
自分の意見を主張する、相手の意見を聴く、合意点・折衷案生成能力、ルールの運用状況のフィードバックetc.
これらは、言語能力そのものですね。

1回の指導時間の中で、製作時間はほどよいです。
お持ち帰りも、かさばらないです。
親子やきょうだいで遊ぶことで、家族内SSTにもなりえます。
間接的な家族支援です。

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【自作教材】ビー玉 コロコロ 眼球運動、目と手の協応

P1000640.JPG
(クリックで拡大)

正月から、コツコツ作っていました。
学校が始まると、なかなか作る時間はないです。

上の方は、眼球の左右の運動を育てる意図を盛り込んでいますが。
毎日やらないと効果はでないでしょうね。
通級による指導の弱点です。
ならば、1週間分作って、宿題にしようかなと。

何人かの子どもにトライしてもらいましたが、「注意」や、
「協調運動」も関連してくるのでは。

ちなみに、紙はA4のフラットファイルの廃棄物。
通路の壁は、百均のカラーボードを1cm角に切って、接着剤で貼り付け。

材料だけ用意して、子どもに作ってもらうのも、物作り→自立活動のひとつに。


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【自作教材】「ました」ゲーム



【教材名】「ました」ゲーム
 
【指導目標】

1「シ」音が2語文中でも正音が出せるようになる。

2 助詞を上手に活用することができるようになる。
 
【やり方】

1 シャッフルした絵カードを裏にして場に積み上げ、一枚を表にして置く。

2 「○○しました」と書かれた文字カード(以下、ましたカード)を箱の中に入れておく。

3 じゃんけんして、順番を決める。

4 ましたカードを一枚取り出す。

5 ましたカードと絵カードを組み合わせて文を作り、発表する。相手は文の内容が通る意味かどうか判定する。

例)「かがみを」「のみました」→ありえないので×
  「かがみを」「わたしました」→文として成り立つので○

6 文が通じた場合は、その絵カードをゲットし、通じない場合は、相手の番になる。

7  9枚先にゲットしたら勝ち。


【適用できない例】

1  文字の読みがとても苦手。
2  文の判断が難しい場合。
3  シ音が単語、2語文復唱レベルまで安定していない場合。
 

【コメント】

単語レベル、2語文の復習では意識しているので「シ音」が正音だが、意識が少し他に向くと、油断から誤音になる子がいます。このゲームでは、注意が他にそれても正音が出せることを目標にしています。特に「ました」の「し」は油断しやすいです。いろいろな組み合わせがあるので結構おもしろいです。


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ipad を使った教育的支援

ipadを使った実践発表を聞きました。
もちろん自腹で買って、ランニングコストも支払って、学校の子ども達に使ってもらっているそうです。
学校の備品として買えないか問い合わせ中とのことですが、通信費がネックのようです。

いいなあ「2馬力」の家庭の先生は。
うちは「1馬力」だし、給与も7%カットされて、自分の携帯もガラケーで我慢していますから、とてもipadなんて買えません。
とても魅力的な教材なのですが。

技術の進歩に追いついていない、学校の予算枠というもののカタサを感じてしまいます。

もうしばらくは、Windows95で動くフリーソフトでがんばります。

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【自作教材】ダウンロードできるようにしました「ことばを作ろうゲーム

[【自作教材】好評です「ことばを作ろうゲーム」]
↑ダウンロードページへ

このほか、濁点とか、小さな「っ」「ゃ」などのカードも
いつでもアイテムとして使える場所に置いておいても
いいかもしれません。
特殊音節カードをゲットできたら使えるようになる
というのもいいかもです。



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【教材】「トランプ 7並べ」で縦横の位置感覚を育てる



高い教材を買って療育するのもよいのかもしれませんが、何気ない遊びの中に、いろいろな療育の要素が含まれていると思うのでした。
横方向に数字を並べ、縦にマークを並べる。
数字とマークの延長線上の交叉位置が、そのカードを置く場所。
しかも数字は一つずつ並ばなければならず、一つ抜かしはNG.

結構高度な認知機能を必要としますね。

板書をノートにうまく写せない背景に、こうした位置、方向、数列といった認知機能に苦手さがある場合があるでしょう。

通常学級では、見やすいわかりやすいレイアウトの板書等のユニバーサルデザイン、
そして通級ではたとえば、そうした認知機能を底上げする指導が考えられるところです。

オセロゲームでも、斜めに線をイメージすることが難しい子がいます。
斜めの線分の認知も苦手です。
3目並べからはじめて、徐々に斜めの認識を育てることも考えられます。

いずれにせよ、テレビ画面を見て学習するのと、このように相手と目を合わせ、笑顔を交わしながら、やりとりしながら学習していくということとでは、大きく違ってくるし、とても大事だと思うのです。

学習とは、知的機能だけ切り取ってなされるものではなく、色々な思いと一緒になってなされていくもののはずです。
話がずれましたが。



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【自作教材】好評です「ことばを作ろうゲーム」

hiraganaword.jpg


【自作教材】ことばを作ろうゲーム

こんな単純な教材ですが、多くの子がリクエストしてきます。

この教材を作成する前は、もっと小さな文字カードで、しかも、「あいうえお表」のように並べて好きな単語をたくさん作成しようということをやっていました。それはそれで楽しいですが、カードはある程度の大きさ、そして「運命性」を持たせたのがこの教材です。

一枚ずつ、交替でひらがなカードをめくって場に置き、既に置いてあるカードと組み合わせて単語を完成したらゲットです。

時には、教育上、好ましくない単語を作成してくることもありますが(笑)、ある程度ならいいでしょう!

「め」、「て」、「は」などの体の部分を表す1文字の単語もありますが、子どもによっては、2文字以上、3文字以上を条件にして遊ぶこともあります。

そして、この教材を作ったときには考えなかった「ねらい」、つまり「作った単語の意味を説明する」能力の育成にも役立つことを発見しました。

「『はし』ってなに?」など、その意味を言語的に説明できたらゲット、というルールにすることもあります。
ジェスチャーで表現してもまずはOK。そのときには、指導者側から、説明のキーワードのヒントを提示します。

「単語の定義」ですね。

また、子どもの知らない単語を指導者側から提案し、その意味を説明して、ゲットさせてあげると、よろこびますし、語いの拡張にもつながります。意外と覚えています。

そして、単語作成時には、カードの順を入れ替えて単語を検討するので、音韻分析能力の育成にも貢献します。
音韻分析能力の弱い子は、ひとつずつ組み合わせたり、取り替えたりの作業にやはり相当時間がかかります。

よく、「弁別」と言えば、正音と語音とを聞き分けられることだけだと思われがちですが、それだけで、音韻分析能力が高いとか、弁別の練習が必要ない、とは言えません。

構音を日常生活に般化させたり、文字の読みの流ちょう性を高めるためには、諸々の音韻分析課題をパッケージでとらえる必要があるでしょう。

お口をいじる前に。

教材ダウンロード(pdf)


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【自作教材】ことばを作ろうゲーム



定番ですが・・・。
 
【目的】
語音の認知、音韻分析能力、語音と文字との対応、語いを育てる。   

【指導目標】
1 有意味語と無意味語との区別ができ、有意味語を作成することができる。
2 語音と文字との対応関係で、誤学習となっている語の再学習ができる。
3 ルールを守って楽しく遊ぶことができる。   

【やり方】
1 じゃんけんで勝った人が、裏替えしで山になっている文字カードを一枚引き、机の
 上に置く。次の人も同様に行い、文字カードの組み合わせで単語ができたら、組み合
わせたカードをゲットする。
2 取ったカードの多い人が勝ち。
3 トラップカード  
・「→カード」=ゲットしたカードを一組相手にあげる。
  ・「「2」カード」=また2枚引ける。
  ・トランプカード=相手に一枚引かせて、自分がゲット
・「立ち入り禁止カード」=自分の番はとばされる。   

【対象児童】
 音韻分析の発達年齢がおおむね、5~7歳程度を想定。

【適用できない例】 
 ひらがながほとんど読めない段階の子の場合。   

【コメント】
 濁音、撥音、半濁音、拗音は自由につけてよいことにするなど、子どもによってルールを変えます。様々な文字の組み合わせを試行することで、音韻分析能力を育てます。単語のヒントを提示することで、言語的推理の学習にもなります。誤って学習している音の再学習につながることもあります。トラップカードはゲームのもりあがりにかなり貢献しますが、勝負へのこだわりが強い子には使わない方がいいかもしれません。 


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【自作教材】「並べ替えて単語!」をグループ指導で

「じくも」→「もくじ」
「よんきびう」→「きんようび」

など、文字を並べ替えて単語を作る課題を以前紹介しました。

http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/620


これをグループ指導で行うと、意外な言語指導につながりました。

ある文字カード(たとえば「よんきびう」)を引いたとき。
ある子が正解がわからないときに、ヒントを出してあげました。

でもせっかくグループなので、ヒントも他児に出してもらうことにしました。
正解が先にわかった子にヒントを出してもらうことで、「ヒントをどのように出すか」を考える教材になったのでした。

ヒントを作成するには、
・ 難易度の調整
・ 単語の属性の検討と属性への命名(「よんきびう」→「きんようび」なら、「カレンダー」とか、「一週間」とかがヒントになる)
など、物事の属性、カテゴライズなどの抽象概念を操作しなければなりません。

この課題はとても楽しめました。

「子ども同士で学び合う」スキルのトレーニングにもなります。

次回は、モーラ数を増やして難易度を調整したいです。

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【教材】「たいへんよくできなくてもいいんです」

http://www.pressnet.or.jp/adarc//adc/2010.html

このはんこ欲しいですね(笑)。

元気をなくした親御さんや支援者にお届けしたいメッセージです。

最近辛口記事が多くなってしまいましたが、元気をなくしている方々には
「それでいいんです」とお伝えしたい気持ちです。

子どもに押してあげると、うれしい子と、複雑な気持ちになる子がいますかね・・・。


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【自作教材】車カードとプリキュアカード


子どもの興味関心に合わせたカードは、指導の汎用性が高いです。

今日改めて発見したことは、車の写真カードは「り」の構音練習に役立つということ。
多くの車種で「ハイブ『リ』ッド」が出ているのですね。
「プリウス ハイブリッド」は、「り」が2回出てくるので難易度が少し高くなります。

ハイブリッドが発売されていない車種でも、わざと「ハイブリッド」をつけて練習するのもいいかもしれません。(^_^)


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【自作教材】新しい仮面ライダーのジグソー



仮面ライダーフォーゼが終わるという話しを聞いて、
検索したら、「仮面ライダー ウィザード」が登場するのですね。

大好きな子のために、印刷した画像を段ボールに貼り付けて即席のジグソー完成。

改めて思いますが、ジグソーは単に視知覚だけでなく、計画とか段取りとか、
いろいろな力が関与しますね。

それにしても、ヒューマニズム世代に育ったおじさんにとっては、
今の仮面ライダーはおもしろくないのでした。
大人になったからおもしろくないだけかな。

技術は進歩したけど・・・。

番組構成は、時代を反映していますね。


P1000564.JPG










よく使わせて頂いている「幼児の学習素材館」のまちがいさがしです。

http://happylilac.net/kisetsu-sozai.html

ラミネートするか、クリアファイルに入れて、付箋を貼るようにすると、何度でも使えます。

有意味刺激の視知覚。

幾何学図形の認知とは必ずしもイコールではないですね。


風呂上がりに自分で体をふいて、服を着れない子ども。
タオル、パンツ、シャツと順番に並べておいてあげると、あら不思議、自分でちゃんとやるのです。

落ち着きがないからできないのではなくて、できないから落ち着きがなくなるのでした。
自信をもちにくい子ですからね。

落ち着きがないから、落ち着く指導法を考えるのではなくて、落ち着きがなくなる背景の理解が大切なのでした。


認知(物事のわかりやすさ)と、行動(強化、修正など)の両方を見ることが大事だなあと。
「言うことを聞かない」場合、まず言うことがわかりやすいかどうか、目で見て、耳で聞いてわかりやすいかも大事だし、
いくらわかりやすくても、それを実行することで、いいことがあるかということも大事だし。


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