ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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構音練習で。子どもが単音節で正音が産生できたら上がっていきます。
誤音の時は止めます。
おおむね正音が出せるが、あと一歩で定着する場合、正音か誤音かの自己弁別力の向上を図りたい時に使います。
くれぐれも、一度も正音が産生できない段階で用いないで下さい。
なお、カードは「箸」にして、目的先に「ラーメン」とかの絵カードを貼り付けておくと楽しいです。
同様に、
弓矢→動物
ひこぼし→おりひめ
スプーン→メロン
モンスターボール→ポケモンカードの箱から、ポケモンが何が出てくるかな
というのもおもしろいです。
作り方は簡単。
カードの裏に、短く切ったストロー2本を「ハ」の字型に貼り付け、糸を通すだけです。
【教材名】「ました」ゲーム
【指導目標】
1「シ」音が2語文中でも正音が出せるようになる。
2 助詞を上手に活用することができるようになる。
【やり方】
1 シャッフルした絵カードを裏にして場に積み上げ、一枚を表にして置く。
2 「○○しました」と書かれた文字カード(以下、ましたカード)を箱の中に入れておく。
3 じゃんけんして、順番を決める。
4 ましたカードを一枚取り出す。
5 ましたカードと絵カードを組み合わせて文を作り、発表する。相手は文の内容が通る意味かどうか判定する。
例)「かがみを」「のみました」→ありえないので×
「かがみを」「わたしました」→文として成り立つので○
6 文が通じた場合は、その絵カードをゲットし、通じない場合は、相手の番になる。
7 9枚先にゲットしたら勝ち。
【適用できない例】
1 文字の読みがとても苦手。
2 文の判断が難しい場合。
3 シ音が単語、2語文復唱レベルまで安定していない場合。
【コメント】
単語レベル、2語文の復習では意識しているので「シ音」が正音だが、意識が少し他に向くと、油断から誤音になる子がいます。このゲームでは、注意が他にそれても正音が出せることを目標にしています。特に「ました」の「し」は油断しやすいです。いろいろな組み合わせがあるので結構おもしろいです。