高い教材を買って療育するのもよいのかもしれませんが、何気ない遊びの中に、いろいろな療育の要素が含まれていると思うのでした。
横方向に数字を並べ、縦にマークを並べる。
数字とマークの延長線上の交叉位置が、そのカードを置く場所。
しかも数字は一つずつ並ばなければならず、一つ抜かしはNG.
結構高度な認知機能を必要としますね。
板書をノートにうまく写せない背景に、こうした位置、方向、数列といった認知機能に苦手さがある場合があるでしょう。
通常学級では、見やすいわかりやすいレイアウトの板書等のユニバーサルデザイン、
そして通級ではたとえば、そうした認知機能を底上げする指導が考えられるところです。
オセロゲームでも、斜めに線をイメージすることが難しい子がいます。
斜めの線分の認知も苦手です。
3目並べからはじめて、徐々に斜めの認識を育てることも考えられます。
いずれにせよ、テレビ画面を見て学習するのと、このように相手と目を合わせ、笑顔を交わしながら、やりとりしながら学習していくということとでは、大きく違ってくるし、とても大事だと思うのです。
学習とは、知的機能だけ切り取ってなされるものではなく、色々な思いと一緒になってなされていくもののはずです。
話がずれましたが。
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