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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【自作教材】好評です「ことばを作ろうゲーム」

hiraganaword.jpg


【自作教材】ことばを作ろうゲーム

こんな単純な教材ですが、多くの子がリクエストしてきます。

この教材を作成する前は、もっと小さな文字カードで、しかも、「あいうえお表」のように並べて好きな単語をたくさん作成しようということをやっていました。それはそれで楽しいですが、カードはある程度の大きさ、そして「運命性」を持たせたのがこの教材です。

一枚ずつ、交替でひらがなカードをめくって場に置き、既に置いてあるカードと組み合わせて単語を完成したらゲットです。

時には、教育上、好ましくない単語を作成してくることもありますが(笑)、ある程度ならいいでしょう!

「め」、「て」、「は」などの体の部分を表す1文字の単語もありますが、子どもによっては、2文字以上、3文字以上を条件にして遊ぶこともあります。

そして、この教材を作ったときには考えなかった「ねらい」、つまり「作った単語の意味を説明する」能力の育成にも役立つことを発見しました。

「『はし』ってなに?」など、その意味を言語的に説明できたらゲット、というルールにすることもあります。
ジェスチャーで表現してもまずはOK。そのときには、指導者側から、説明のキーワードのヒントを提示します。

「単語の定義」ですね。

また、子どもの知らない単語を指導者側から提案し、その意味を説明して、ゲットさせてあげると、よろこびますし、語いの拡張にもつながります。意外と覚えています。

そして、単語作成時には、カードの順を入れ替えて単語を検討するので、音韻分析能力の育成にも貢献します。
音韻分析能力の弱い子は、ひとつずつ組み合わせたり、取り替えたりの作業にやはり相当時間がかかります。

よく、「弁別」と言えば、正音と語音とを聞き分けられることだけだと思われがちですが、それだけで、音韻分析能力が高いとか、弁別の練習が必要ない、とは言えません。

構音を日常生活に般化させたり、文字の読みの流ちょう性を高めるためには、諸々の音韻分析課題をパッケージでとらえる必要があるでしょう。

お口をいじる前に。

教材ダウンロード(pdf)


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