ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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市販の教材ではどうも集中できない子どもに、
好きな話題をネタにすることがあります。
プリキュア5
http://asahi.co.jp/precure/
はやっていますね。
この中の予告編は毎週変わるので、
ネタに苦労しません。
読んで聞かせた後、
オリジナルに作成した問題に答えられたら、
問題番号をゲット、ビンゴ風にして遊びました。
聞いているとき、大事な内容はメモするように指導しました。
特に、固有名詞、数字は大事だよと。
9月7日(日)放送分予告編の問題。
1 授業中におしゃべりをしていたのは、誰と誰ですか?
2 「ぜっこうよ」と言ったのは誰ですか?
3 「ぜっこうよ」とは誰に言いましたか?
4 どうして ぜっこうよ と言ったのですか?
5 のぞみたち5人は、だれにつれさられましたか?
6 つれさられて、どこにつきましたか?
7 ちかくのわくせいになげつけたものは何ですか?
8 わくせいの名前は何ですか?
8 くるみは、何がわからなかったのですか?
9 ぜっこうしたのに、どうして助けてあげようと思ったのですか?
10 月はどんな世界ですか?
まあ、プリキュア好きなら、
メモしなくても答えられるかもしれませんね。
要領がつかめるようになったら、
少しずつプリキュアから離れていくのもいいかもしれません。
音韻意識
1 音の抽出(清音)
2 しりとり
3 モーラ分解(清音、濁音)
促音
4 音の抽出(促音)
5 モーラ分解
長音
6 モーラ分解(長音)
7 長音の文字
拗音
8 音の抽出(拗音)
9 拗音の文字1
10 拗音の文字2
『日本LD学会第16回大会発表論文集』,p409より一部引用
(数字は原著ではローマ数字。他解説は省略)
こうした教材をデータで作っておくと、子どもによってアレンジして使えます。
主に「音韻認識」からのアプローチなので、視覚機能からのアプローチも
加えれば、さらに充実するというところでしょうか。
こうした教材を作ってみたいものです。
誰か一緒に作りませんか?
A4サイズで。
誰でも自由に改変してバージョンアップできるようにして。
構音指導で。
舌出しで、ないしょの声で「シー」と言ってごらん。
そのあと、「イー」をつなげてごらん。
という指導により、「シ」音を導く方法があります。
しかし子どもによっては、「ないしょの声」の「シ」と
「イ」との間で呼気を止めてしまい、
「シッ」「イッ」と間がどうしてもあいてしまう場合があります。
視覚的なイメージで補助すると、見ただけで「わかった」と
要領をつかむ子がいます。
同じことは、
「クィーー」から「キ」を導く
「すーあーー」から「サ」を導くなど、
様々な用途に使えます。
下のダウンロードファイルの
1ページ目は、2つの音(色)の間をグラデーションで
表現することで、視覚的な(音韻の)イメージがしやすくなります。
2ページ目は、赤と青の提示用カードです。
音節練習用カラーシート(pdf)