ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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昨日でST指導実習が終わり、あっという間の4週間という感じでした。
昨日は、校内研修でことばの教室の内容を取り上げさせて頂いた日で、
実習生にも発表の機会を与えました。
ところが、発表開始直前サプライズが。
掃除当番や休み時間等で交流の多かった3年生の
子ども達が会場に入ってきて、「わたすものがあります」と。
それはクラス全員のメッセージと顔写真が載った色紙でした。
これまで様々な実習生が来ましたが、
通級児童以外の多くの子どもたちからこれほど敬愛された例は初めてでした。
私は「これで発表を終わります」と言ってしまいました。
既に集まっていた先生方から拍手が起こりました。
子どもたちとの信頼関係を見せられて、
その後の発表はどうでもよくなりました、と言っては言いすぎですが。
今回は通常学級の子どもたちとも積極的に交流するよう助言していましたが、
本人の人柄も手伝い、たくさんの子どもから
心のこもった手紙を受け取ったようでした。
最後のあいさつで泣かれると、私ももらい泣きしそうになりました。
実習を受け入れてよかったと思える瞬間でした。
子どもたちに好かれるセラピストをめざさなければと、
襟を正す気持になりました。
発達障害の受験生に特例措置
http://bioimpact.jp/news/detail/147556
ソースのNHKの記事は既に削除されたようですが。
大学入試センター
http://www.dnc.ac.jp/
重度難聴などの特例措置は載っていますが、
発達障害についても、この措置を拡大するということでしょうか。
ある研修会でも著名な方が、特例措置が決まった、
と話しをされたそうです。
詳しい方教えてください。
大学入試に特例措置がなされるということは、
高校の特例措置、そして中、小、と
授業のあり方にも影響していくのではないでしょうか。
いろいろな方からご相談頂きます。
そこでいつも思うのは、その子へのぴったりの指導方法は、情報がなければ私にはわからない、子どもを理解することの中に答えはある、ということ。
行動障害の背景として、脳機能を疑うためには、その前に色々な情報整理が必要かと。
すなわち、
朝ご飯は食べてきているのか。
睡眠はとれているか。生活リズムはどうか。
家族内力動はどうか。
習い事は負担になっていないか。
脳機能以前に、視力、聴力、その他感覚器官はどうか。
そして、
その行動が、どんな条件で現れ、どんな条件で消失、あるいは変容するのか。
さらに、
子どもの障害の部分だけでなく、その子の日常生活全体がわかるようなアセスメントでなければなりません。
知識の専門家というだけでなく、その子の専門家に。
・「支援より、理解を」
・指導は、アセスメントに始まり、アセスメントに終わる。
・「系統的指導プログラムの前に、子ども理解を」
・「指導書はどこか遠くにあるのではなく、その子自身が指導書である」