の担当をさせていただきました。
主訴をもとに、どのような情報収集が必要かをグループごとに発表し、
次に、示されたアセスメント情報を元に
1 通級指導では何をすべきか
2 学校や保護者へお伝えすることは
について、さらにグループで話し合いました。
最後に私から、実際の通級指導事例を教材紹介を交えて発表しました。
すばらしそうな内容ですが、これを60分間の枠で行うということ自体、ちょっと無理でした。
企画段階での反省点です。
あらゆる段階で消化不良を呈してしまいました。
アセスメント情報からいきなり指導方法にいくのではなくて、何が問題なのかという「問題の仮説」の設定の段階が必要なのでした。
アンケートは厳しめの内容が出てくるのではないかと想像しています。
ただ、最後の教材紹介の時は、参加者の盛り上がりはかなり強かったのでした。
やっぱりそうなってしまいますね。
でも、アセスメントの重要性は少しは伝わったかなとも思います。
特に、矛盾した情報がある場合に、なぜ矛盾するのかを考えることが、指導の手がかりになります。
たとえば、WISC-3の「注意記憶」は高いのに、DN-CASの「注意」はとても低い、ということがなぜ起こるのか。
簡単な視知覚課題ができないのに、なぜ視知覚検査はパスするのか。
そして、関係者によって、なぜ見立てがこんなに違うのか、などなど。
それらを深く検討する中に、答えがあるわけです。
ちなみに、導入時のアセスメントのクイズで、以下を出しました。
「一番大切」というより「まず大切」の方が正確でしたが・・・。
ここのブログをいつもご覧になっている方には、正解はどれか、
すぐにおわかりいただけると思います。
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR