一年生の授業を拝見してきました。
既に通級している児童、配慮が必要、と引継ぎのあった児童は、授業に参加できていました。活き活きとさえしていました。
ところが、本当に配慮が必要なのは、情報として入っていなかった子ども達でした。
「引継ぎ情報は当てにならない」
ということの一つの根拠になってしまいそうですが、ことはそう単純ではありません。
引継ぎ情報のある子ども達は、既に就学前からフォローを受けていました。
引継ぎ情報のない子ども達は、何らかの理由でフォローを受けられずに就学してきた可能性が高いのです。
むしろ、早期療育の成果というファクターもあるのでは。
行き過ぎの英才教育は問題ですが。
就学後の担任の先生の見立てがあって、相談につながるケースも出てきています。
家庭訪問の時期にはいつも多くなります。
担任と保護者とがよく話し合ってつながってくるのですから、相談も前向きに受けてくださいます。
ただ、通級が支援の全てではないこと、6.3%の子が全て通級するのではないこと。
限られた時間の通級指導で、学力がグンと伸びるということでなく、その子のペースに合わせた育ちをお手伝いするのだということ。
この点は確認していきたいと思っています。
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