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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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特別支援学級での言語指導

今日、特別支援学級の研修を担当している先生がいらっしゃいました。

特別支援学級に在籍している子どもで、言語指導のニーズのあるお子さんの指導をどのようにしたらよいかについて、研修会を持つそうです。
本当はことばの教室の先生に講師として、とも考えたが、平日の放課後は指導で埋まっていることをよくご存じで、その先生が聞いた話を研修会で伝えるということでした。

私がお話ししたことを、30分程度の研修会でまとめて伝える、ということはまず無理と判断しましたし、その先生もそれが難しいことをよく理解されていました。そこで、研修会では相談先を紹介するという主旨にして、そこにつなげること、つなげるためには、子どもについての情報をできるだけ多く、まとめて持っていくことが重要、とお話しさせていただきました。

子どもの情報について必要なのは,以下の通り、とお話ししました。

1 主訴
2 家族構成、家族状況
3 生育歴(母子手帳、各健診、医学的情報等)
4 教育歴
5 行動、社会性、言語、コミュニケーション
6 運動面
7 学力
8 基本的生活習慣
9 得意なこと、興味
10 他機関からの情報、在籍校(園)の校内体制

そして、主題は吃音のようでしたので、追加で必要な情報をたとえばということで示しました。

11 吃音の種類(連発、伸発、連発)
12 随伴動作の有無と状況
13 発話のためらいや、意図的な早口などの有無
14 いつから始まったか(生育歴情報ともかぶりますが)
15 どんな時、どんな条件で症状が現れるか、または現れないか
16 症状についての周りの反応
17 本人の自覚の有無
18 チックの有無
19 口腔機能、器質的な問題の有無と状態
20 血縁関係者に吃音のある方の有無
21 その他

この他にもあるかもしれませんが、まず必要な情報ということで例示させて頂きました。

まずは指導方法ではなく、子ども理解、
ということを先生はとてもよくわかってくださったように感じました。

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