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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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言語通級教育士 資格認定試験7  指導について

(指導領域)

指導について、正しいのはどれか。

①特別支援教育の対象とするには、医師の診断が必ず必要というわけではない。
②限られた時間の通級指導では、予め計画された系統的な内容に忠実でなければ、効果が上がりにくい。
③ある検査で「発達の偏り」が見られる時は、「偏りを埋める指導」が第一選択として重要である。
④系統的な指導方法を用いても成果があがらないのは、子どもの特性の問題であり、系統的な指導自体には問題がない。
⑤指導には、能力の底上げを図る「ボトムアップ型」と、全部ができなくても将来に必要なことをピンポイントでできることをめざす「トップダウン型」がある。


A①、④
B①、⑤
C②、③
D②、④
E②、⑤

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Comment
2つの型の使い分け
答えは、「B」です。
 ①は確定で、問題は④と⑤のどちらかということです。
 構音指導を考えてみても、例えば、「ざ」の音が、「ありがとうございました」というフレーズの中では、きれいに言えているのに、「ざ」を単音節で取り出して言わせると、「じゃ」に置換してしまうことがありました。この場合は、系統的な指導自体に問題がないというのではなく、系統的な指導を考え直す必要があります。例えば、「ありがとうございました」からキーワード法で「ざ」の音を取り出すことなどを検討してみる必要があります。ですから、④は間違いです。
 となると⑤が正解です。2つの型を使い分けることができるようになりたいです。どうしても、私の性格的に「ボトムアップ型」を目指してしまいがちなのですが、その子の特性や指導内容によっては、「トップダウン型」を方略として取り入れていきたいです。良い視点を教えていただきまして、ありがとうございました。
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