家族皆病気で、今年のGWは一歩も外に出られませんでした。
かわいそうなので、体力の回復とともに復活してきたごっこ遊びの他に、
体をあまり動かさなくても家で遊べる遊具を
作ってやりました。
・フレッシュプリキュア神経衰弱
商売柄、家で作る物も仕事色に染まってしまいます。
家にラミネー-ターでもあればいいのですが・・・。
でも、とても喜んで遊んでくれました。
初めはルールの理解と運用で精一杯でしたが、
回数を繰り返すうちに、どこにどの絵があるのか覚え、
その記憶を活用することで有利になることを見いだしました。
・
音節分解しりとりすごろく
これも楽しんでくれました。
しりとりは語尾音の抽出がひとつの課題になります。
初めは語頭音を抽出することがありました。
(たとえば、「りんご」の次は「ご」のつくことばなのに、
「り」のつくことばを検索しようとする)
でも慣れるとエラーが減りました。
単語が思いつかないときは、ヒントを提示すると、
それ自体になぞなぞの機能を課題に持たせられますね。
・3音節逆唱(非語→単語)
たとえば、「こた」の反対は? 「たこ」
初めは2音節もできないだろうと思っていたら、
3音節も可能でした。
さすがに4音節は難しいようでしたが、
一音節毎にシェマにしてやると、なんとできてしまいました。
これらの遊びは今回は純粋に「遊び」を意図していて、
能力を伸ばすことをあまり考えていませんでした。
でも、日常の指導でも、それぐらいのスタンスでいいのだろうという
気もしました。
もちろん、目標設定は大事なのですが、その結果大切なことを
犠牲にしてはいけない。
もっとも大切なのは「楽しい」「安心感」ですね。
それが次の意欲へとつながります。
泣きながら、怒鳴りながら取り組ませるというのは、
子どもも大人もつらいですし、
その課題ができるようになっても、次の意欲へつながるかどうか・・・。
いつも指導を受ける側の心情を感じ取りながら、指導に当たりたいと思います。

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