今日は地域の通級担当教員向けの研修会で
講師をさせていただきました。
構音指導だけで本当は何時間も必要ですが、
かいつまんで説明と演習を行いました。
たくさんの内容をわずかの時間に盛り込むには
やはり限界がありますが、一方で、
なかなか集まりにくい、時間がとれない中で
少しでもたくさんのことを覚えていっていただければ
という思いもあるのでした。
感想アンケートを見ると、日程を増やして欲しいという
要望が結構ありました。
予算の関係などで日程を増やすのは難しいかもしれませんが、
既存の組織の集まりを利用して、年間数回に渡る基礎研修の時間を
設けられないかと思っています。
「言語通級教育士 養成カリキュラム」
特別支援教育士のカリキュラムを参考に作ってみました。
(まだ案の段階なのでモザイクを入れます)
作ってみてわかったのは、言語障害だけでも最低6日分は
必要だということ。
これに発達障害、場面緘黙などを入れるとさらに多くの
日程が必要になります。
通級対象の弾力化はけっこうなのですが、
担当教員の専門性があることが前提だ、と国も言っています。
言語障害への対応だけでも研修の不足が先生方から指摘される中、
まずは言語の研修をしっかり組織化することが当面の課題と
言えます。
ただ、これは一人の力では無理そうです。
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR