ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
■メールはこちら
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
言語障害通級指導を担当する先生のための特別な免許は
現在「自立活動教諭(言語障害教育)」というのがあります。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/08041507/002.htm
しかしこの資格を取得しても、担当できるのは「自立活動」だけ、
つまり通級指導の時間だけで、
学級担任をしたり、教科を担当することはできないでしょう。
つまり正職員には事実上なれない資格です。
しかも試験の実施箇所は1カ所のみで、
試験も難しく、毎年実施しているわけでもありません。
通常学級の担任などをやっていた人が、急に通級を担当することになったとしても、
研修がきちんと、かつ手軽に受けられるシステムにはマッチしません。
地方によっては、内地留学などの研修を受けた人でなければ
通級を担当できないようになっていますが、少数派でしょう。
北海道では、財政難のため、1年の派遣による研修の機会も
なくなってしまいました。
公ができないなら、民からやっていく、
「LD教育士(現在の特別支援教育士)」もそうしたスタンスから
始まったのだと思います。
ことばの教室を担当する先生の研修保障のために、
民間資格を作ってみるのもいいのではないでしょうか。
言語聴覚士が名称独占の国家資格になる前は、
各民間団体が独自の資格を作っていました。
http://digitalword.seesaa.net/article/44575318.html
しかし、学校教育、特別支援教育ということにもっと重点を置いた、
教員のための独自の民間資格は、今のところ存在しないでしょう。
初めてことばの教室を担当した先生への支援の工夫が
各地で行われはじめています。
ただそれらの努力は始まったばかりですし、、
教える側のベテランの先生方の負担が増えているのも現実です。
それらの努力を束ね、より効率的な仕組みが作れないものかと考えます。
人も予算もかかることですので、かなりの時間、困難を伴いますが、
将来の夢の一つとして思い描くのもいいのでは。
ネットも普及していますし、活用方法はないものかと。
特別支援教育士のテキストでも、
音声学の基本的な部分にわずかに触れた場所はありますが、
構音指導が実施できるには、遠く及びません。
確かに資格が全てではないし、資格が一人歩きするのは危険です。
ただ、ある程度努力することで、研修の一区切りとしての達成感を味わい、
次のやる気につなげるというのは、担当する先生にとっても
有意義ではないかと思うのです。
タイトルはあくまでも仮の名称ですが、
以下を試験問題にするのも一つかもしれません。
クイズ$アネオリミ 構音編 ver.0.5
・ことばの教室担当教諭採用試験!?クイズアネオリミ バージョン2.4