今日、実習生に話しながら自分で整理したのですが、
子どもが教材に食いつきやすくするには、
いくつかのコツがあると思っています。
1
運命的要素を取り入れる
→単に絵カードを一枚ずつめくって見せるよりは、
箱から一枚ずつ取り出すようにする。
それだけでおもしろさが増します。
2
勝負にする
→ゲーム化するだけで、乗ってくる子がいます。
3
取り組み結果が一目瞭然となるようにする。
→単に答えるだけでなく、答えた数や内容が
一目瞭然となるように、カードを特性シートの上に並べるとか、
点数化する。
4
子どもの力に合ったレベルのものを
→子どもの能力より少しだけ高いレベルに設定する。
簡単すぎても、難しすぎてもノリがよくなくなります。
5
単調で飽きやすい練習には、ストーリー性を持たせる
→たとえば、単音節を繰り返し構音練習するときには、
おもむろに紙と鉛筆を取り出して、絵を描きながらお話しします。
「昔、昔、あるところにおばあちゃんが住んでいました。
川で洗濯していると、向こうからどんぶらこっこと
ケーキ(子どもの好きな食べ物)が流れてきました。
ケーキを捕まえるには、呪文「シ」を20回唱えなければいけません」
と言って、唱えるたびに紙に○を書いてやり、
20個○を書いたらケーキをゲットしました、という遊びにします。
さらに「おばあちゃんは、家に持って帰ったケーキを切ろうとしたら・・・」
と話しを続ければ、いくらでも単調な練習を続けられます。
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