ネット上で検査内容を公開してはいけないようですので、
研修資料を一部割愛し、差し障りのないところを載せます。
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WISC4 での変更点
・「言語性IQ」、「動作性IQ」の 廃止
→統計的にも臨床的にも根拠に乏しいため。
・「知識」が補助検査になる
→必要に応じて時間を短縮するため
・「類似」→「語の類似」に名称変更
・「算数」が、補助検査になる
→「注意記憶」だけでなく、計算力や言語理解力など多様な能力が要求されるため
・「注意記憶」が「作動記憶」に変更、下位検査も一部変更
・「絵画完成」
→補助検査に
・「絵画配列」の廃止
→文化的要因や言語能力が大きく関与するため
・「組合せ」が廃止
→伝統的に信頼性が低かったから
・「知覚統合」が「知覚推理」に変更し、下位検査も変更
・「迷路」の廃止
→聞いたところでは、テレビゲームの影響で
処理速度を代表する検査ではなくなったから、とか。
その他変更がありますが、差し障りのありそうなところは割愛。
※WISC3と比べると、かなり変わるのがわかります。
WISC3を当面使うにあたっては、WISC4での変更点を頭に
入れておくと、解釈に役立つのでは、と思います。
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