WISC-Ⅲの解釈について、正しいのはどれか。
① 「有意差5%」とは、「有意差15%」に比べると、差が小さいということを意味する。
② 言語性IQ85、動作性IQ87、全検査IQ85の場合、動作性IQがわずかに高いため、耳で見せるより、目で見せた方がわかりやすいという特性を持つと考えられる。
③ 下位検査の「算数」の評価点が低いので、学校での算数の成績もよくない。
④ 検査時の行動観察のデータがなくても、数値を見ればおおよそ正確な解釈ができるようになっている。
⑤ 言語性IQ75、動作性IQ115、全検査IQ95の場合、全IQが100に近いので、知能は平均的と言って良い。
A ①、②
B ②、③
C ③、④
D ④、⑤
E なし
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この問題は、意外と難しかったようです。
というのは、これらの問題は、実は、某公的研修のための予習ドリルとして
出題し、予め、参加希望者に取り組んで頂いたものです。
なぜ、こんな予習ドリルをしたのかというと、
今回の公的研修では、中級的な内容を求められており、
発達検査の解釈の基本をマスターしていることが前提
だからです。
この問題は、WISCの解釈の基礎をなすものです。
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