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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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「巡回による指導」について

ことばの教室の一部ではかねてより、
「巡回による指導」を試行する実践が行われていました。

以前にも書きましたが、そのメリットとデメリットは、

メリット
1 子どもが他校まで移動しなくていいので、親子とも負担が軽減する。
2 自校で指導を受けられるので、時間の都合がつけやすい。

一方、デメリットとしては

1 それまでは、保護者同伴での他校通級だったので、保護者と担当とが
話し合いやすかったが、巡回することで、保護者と疎遠になってしまった。

2 旅費の補償がない。事故補償がない場合がある。

3 勤務でなく、欠勤扱いにされている例がある。

などがあります。

正式に勤務として認められるには、教育委員会が「兼務発令」を出さないと
いけないですし、予算的な裏付け、自校の先生方の理解も必要になるでしょう。

また、自校通級になったとしても、担当と学級担任との連携が
取りづらければ、他校通級と実質ほとんど変わらないということになります。


ところで、通級が支援の全てではありませんが、
逆に通級でなければならない例もあります。

たとえば、構音指導は、通常学級に入り込んで指導というわけにはいきません。

通級型の取り出し指導がいいのか、
通常学級に担当も入り込むのがいいのかは、
あくまでもケースバイケースということです。

安易に通級妥当の判断をしてしまうケースも多いのでは、
とも思いますが。

また、通級する以上は、学級担任や保護者との連携がなければ、
取り出す意味も半分以下、ということになります。

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