【 】の当てはまる語句を選択肢から選び、記号で答えてください。
■基礎編
言語発達の評価は、たとえば4つの観点で行うと良い。つまり、「りんごは赤くて丸い」など、ことばの意味理解の面である【 ① 】。「りんご」は、”ri・n・go"の3つの音から出来ている、反対から言うと「ゴンリ」など、音に関する【 ② 】。「これ は りんご です」は4つの品詞から出来ていて、格助詞がある、など文法面の【 ③ 】。「りんご」という一つの単語であっても、その場の文脈によって意味が変わる【 ④ 】の4側面である。
文脈の理解が難しい【 ⑤ 】障害の場合、1対1の自由会話はスムーズにできたとしても、肝心な場面、問題解決場面でトラブルになることが少なくない。したがって、会話がスムーズにできるから、言語発達の遅れはない、と判断するのは危険である。
また、発話量が多くても、内容に偏りがあったり、聞き手の反応を無視して発話を続ける場合もある。会話は聞き手とのキャッチボールであり、発話量だけで判断するのも危険である。
ア)語用論 イ)音韻論 ウ)意味論 エ)統語論 オ)学習 カ)知的
キ)自閉症スペクトラム ク)情緒
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これまで、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、高機能自閉症などと呼ばれてきた障害名は、医師が診断に用いる“DSM-V”で【 ⑤ 】障害として一本化される予定である。これは、障害と健常との間は、虹の色のように連続体であるという考え方に基づく。【 ⑤ 】障害における3つの障害は、【 ⑥ 】の障害、【 ⑦ 】の障害、【 ⑧ 】の障害である。
赤ちゃんが初めて意味のある単語を言えるようになるのは、標準発達で【 ⑨ 】歳ごろ、「トマト たべる」など2つの単語をつなげて言えるようになるのは【 ⑩ 】歳頃である。
赤ちゃんの「指差し」には、様々な段階があるが、他者に伝える共感的な指差しは、【 ⑪ 】歳~【 ⑪ 】歳半ぐらいに出てくる。【 ⑤ 】障害の場合、この指差しが遅れることがある。また、人のことばを理解しないでただ繰り返す【 ⑫ 】や、人 の腕を物のように引っ張ってきて、使おうとするクレーン現象が見られることもある。
【 ⑤ 】障害は、子どもによって様々な状態像、おいたちを示すため、マニュアル通りでなく、個々のケースをきめ細かく全体的に理解することが大切である。
ア)1 イ)2 ウ)3 エ)想像力 オ)復唱 カ)模倣 キ)エコラリア ク)社会性 ケ)クレーン現象 シ)愛着形成 ス)コミュニケーション
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■ 応用編
以下の説明が正しければ○、正しくない場合は×を書いてください。
1
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コミュニケーションが苦手な子には、ソーシャル・スキル・トレーニングで「ことわり方」や「友達に声をかける方法」などの指導が第一選択である。
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2
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物を置く場所にこだわりの強い自閉症者に対しては、少しずつ多様な置き方に慣れさせる指導により、将来のためこだわりを軽減することが必要である。
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