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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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【研修資料】基礎知識を問うドリルで土台の積み上げを(LD 学習障害編)

○ LD(学習障害)
■基礎編
 文部省のLD定義では、【 ① 】、【 ② 】 、【 ③ 】、【 ④ 】、計算する、推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい障害がある、とされている。
 この6つの能力の羅列は、認知発達の順番をそのまま示しており、【 ③ 】【 ④ 】の指導の前に、【 ① 】【 ② 】の発達状況をよく検討することが必要である。
 通級指導で、教科の補充指導を行う場合、この観点が重要である。
 また、学習に遅れがあるという事実だけで「LD」の判断をしてはならない。
 「LD」の判断のためには、学習能力におおむね【 ⑤ 】学年分以上の遅れがあり、全般的な知能水準に遅れがないこと、環境的な要因が見あたらないこと、【 ⑥ 】障害、【 ⑦ 】障害、【 ⑧ 】障害、【 ⑨ 】障害が直接の原因でないことが原則である。また、【 ⑩ 】などの発達検査を行うことや、【 ⑪ 】などの情報収集も必要である。

ア)書く イ)話す ウ)読む エ)聞く オ)見る カ)1  キ)2  ク)3  ケ)4 コ)6  サ)知的  シ)自由  ス)自閉性 セ)視覚  ソ)聴覚  タ)バウムテスト  チ)Y-G検査  ツ)WISC  テ)食べ物  ト)生育歴

ナ)予防接種  ニ)血液型  
 
 
 

 

 

■応用編
 以下の説明が正しければ○、正しくない場合は×を書いてください。
 
説     明
WISC-Ⅲで、言語性IQ 70 動作性IQ 130 で、全IQが100なので、全般的な知能に遅れはない。
会話は流ちょうにできていて、物の名前も正確に覚えているのに、文字の読みが苦手な場合は、ほとんどは視機能の問題である。
聴写(聞いたことばを文字に書く)の際、小さな「っ」や「―」をほぼ全部落としてしまう場合、音の長短に関わる感覚の発達が遅れていることも考えられる。
K-ABCでは、「習得度尺度」があれば、だいたいの認知能力は把握できる。
『森田式読み書き検査(音読、視写、聴写)』で、行を飛ばして読んだり書いたりする場合、眼球運動や注意の問題の可能性も疑う。
WISC-Ⅲで「注意記憶」が平均であれば、注意の問題はないと言える。
通級でのLD指導では、何学年か下のレベルの学習を用意するのが原則である。
授業中、先生の話をよく聞いていないのは、「注意集中」の問題が大きいためであり、通級では注意集中を高める指導が妥当である。
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