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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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第11回 言語聴覚士国家試験 2 「意味発達」

午前 第46問

意味発達の指標はどれか。
1. 喃語(babbling)の発達
2. 汎用(over-generalization)の出現
3. 共同注意(joint-attention)の成立
4. 心の理論(theory of mind)の理解
5. 音韻意識(phonological awareness)の成立


***
ヒント

「喃語」は音遊び。

「共同注意」が意味の指標のような気もしますが、同じ物を見ている時に、そこに「意味」を見いだしているのかは別問題。「意味」より前の段階ですね。

「心の理論」は、5歳半前後に獲得されていきますから、「意味」を理解するずっとあと。
「音韻意識」は、「たまご」は3つの音からできている、と語音を分解する力のこと。「意味」とは無関係。

ある物事が、他の場、物、人にも同じように適用されるのだ、あるいは違うのだ、がわかるのが「意味」の理解。

ズボンを「はく」と言うのは全国共通ですが、北海道では、手袋も「はく」と言います。
体の長い部位に装着するという意味では、手袋は「はく」ものだよなあと思います。
手袋が「はめる」なら、ズボンや靴下だって「はめる」でしょう、と。

その「ことば」の意味の指し示す範囲は、どこからどこまでか、どこで線を引くか。
構造主義。
それが「意味」ですね。
そう考えると、「意味」とは「言語」ですね。
「言語」とは「汎用」ですね。

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