忍者ブログ
某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[01/11 board]
[11/21 西村徹]
[02/23 留萌小学校ことばの教室]
[05/10 プー子]
[01/11 にくきゅう]
[11/25 なっか]
[10/26 さつき]
[10/12 赤根 修]
[08/21 赤根 修]
[05/28 miki]
[05/28 miki]
[05/13 赤根 修]
[05/06 赤根 修]
[04/15 miki]
[04/15 赤根 修]
[03/12 かわ]
[03/09 赤根 修]
[03/03 KY@札幌]
[03/01 赤根 修]
[02/28 hakarino]
[02/23 kさん]
[02/23 miki]
[02/12 suge]
[01/15 suge]
[01/15 miki]
バーコード
アクセス解析
[1177]  [1176]  [1175]  [1174]  [1173]  [1172]  [1171]  [1170]  [1169]  [1168]  [1167

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第11回 言語聴覚士国家試験 純粋語聾

午前 第56問


純粋語聾で障害されるのはどれか。
1. 純音聴力
2. 音源定位
3. 音楽の認知
4. 語音の認知
5. 環境音の認知


ヒント
耳から入る方が得意とか苦手とか言われますが。
聴覚にも、いろいろな聴覚があります。

・車の音や風の音などの環境音
・ことばの音声である語音

この2つの認知は別物です。
だから、ことばの理解は苦手でも、美しい演奏は楽しめます。

音源定位や音楽、純音(ピー音)、環境音は、全て、ことばを聞いて理解する力とは別ものです。

「純粋語聾」は、純粋に音声のことばを認識する力だけが低下していること。
環境音認知には、原則として問題はありません。

もちろん、「聴力」が低下していると、環境音も語音も聞き取りにくくなります。

「聴力」と「聴覚」も全く別物。

「プリンタをつないだのに、パソコンが認識しない」
物理的な「結線」と、「認識」とが別なのと同じ。

「純粋語聾」は失語症の用語ですが、LDや言語発達遅滞、などのモデルを検討する際に参考になります。


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***