言語発達遅滞について講義をとの依頼を受けて、お話ししました。
「言語発達遅滞」は、自閉症スペクトラム障害のように、他の障害の定義の広がりがあって、その境界線が難しい。
特に「学習障害」との区分けも。
「学習障害は、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する」のうち、特定の能力に著しい遅れがあることです。学習障害と言語発達遅滞とには、重なる部分があります。それはなんでしよう」
という問題を出しました。
既に前提がヒントになっているので、ほとんどの方は正解しました。
「聞く、話す」ですね。
読み書きの前に、「聞く、話す」ができているのか。
このことは、このブログでも何度も取り上げました。
では、聞く、話すは、どう評価したらいいのか。
見逃されやすい力なのです。
音韻論
意味論
統語論
語用論
の4つの観点で見ていきましょうとお話しするはずが、時間がなく・・・。
1時間では本当に短いですね。
言語発達遅滞の定義に入っていくと、迷いの森に入りそうだったので、アセスメントの仕方に比重を置いた説明とさせて頂きました。
新しく担当した先生は、集団を見て動かす能力はすばらしいですが、通常学級しか経験のない先生が、いきなり個別指導の場を担当することになるわけです。
個々に詳しく見ていく、という観点に慣れて頂くことが重要です。
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