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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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図画の評価

バウムテストH-T-P風景構成法そして図工で描いた行事の絵などなど。図画を見て、発達段階や心理的な状況をある程度評価できることがあります。凝った解釈になると、右側が未来を示すとか、木の根っこが長いとどうだとか、頭足人だとボディーイメージができていないとか・・・。確かにその通りかもしれませんし、ある程度統計学的な根拠もあるのでしょう。そして、もう一つの視点を私は最近特に大切にしています。絵の全体的な印象、雰囲気を感じ取る、ということ。視点を変えると、同じ絵でも、全く違ったものに見えてくることがあります。部分に注目しているとわからなかったのが、全体を見たときに、「ああ、このキャラクターは描いている子ども自身なんだ」と気づき、絵の印象が180度変わることがありました。その瞬間、その絵のタイトルの本当の意味、子どもの置かれている状況が、日常感じていることを如実に示している、と感じることがあるのです。私は絵の才能はないですし、人物画は基本ゲジゲジです。一応、ボディーイメージに困難を感じることはありませんが。だから、芸術関係はだめだめなのです。でもだから、余計に感じたのかもしれません。トータルな総合的見立てと、細部への丁寧な視点。科学的な客観的視点と、主観的に「観じる」視点。見立てが変われば、支援の方向性も変わります。図画だけでなく、両方を大切にしていきたいと改めて思いました。

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