学級崩壊で毎時間、空いている先生が援軍に回る。
毎日火災報知器が鳴り、そのたびに急行する。
放課後は何十本ものたばこの吸い殻を集めて回る・・・。
初任の頃の中学校でした。
今回の研修会では、そうした学校からの質問もあり。
ADHDは対応を誤ると、反抗挑性障害、行為障害に移行するという話の文脈の中で。
叱られ体験が多くなりやすい障害ですから。
既存の価値観や体制を壊したい衝動性にかられるようになるのは、私もよくわかります。
私もそうした時期がありましたから。
ただその心の背景には、膝小僧を抱えて震えている自分の姿があるのでした。
そして、年齢に不釣り合いな、甘えたいという欲求も。
幼子のように、本当は遊んでほしかったのです。
でも思春期に入って、人目があるからそれもできない葛藤です。
成績が悪くても、学校で一人でもわかってくれる人がいること。
そして、問題行動を「字義通り」に解釈するのでなく。
先輩は「反抗を反抗ととらえてはいけない。愛情欲求ととらえよ」
と教えてくれました。
先輩は、あれた学校、学級を建て直しました。
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