今日お会いした先生とも話しましたが。
保育、幼稚園教育、療育では、その子の発達に合わせた支援という視点があるのに、どうして学校に上がった途端に。と思うわけです。
学校は学習指導要領によって、指導内容が決められています。
保育の目標よりも、はるかに具体的で、達成できる、できないが明確になりやすい。
確かに学習指導要領には、
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(7) 障害のある児童などについては,特別支援学校等の助言又は援助を活用しつつ,例えば指導についての計画又は家庭や医療,福祉等の業務を行う関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成することなどにより,個々の児童の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと。特に,特別支援学級又は通級による指導については,教師間の連携に努め,効果的な指導を行うこと。
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と書いてあるので、障害のある児童に合わせた指導内容を組み立てられるわけですが、一方では、学力を身につけさせなければ、と子どもの実態以上に負荷をかけざるを得ないというプレッシャーもあるわけです。
どこまでが障害でどこからが。どこまでが無理で、どこから許されるのか、といったことも。
障害があるから、と安易にレッテルばりするわけにもいかないし。
「特に,特別支援学級又は通級による指導については,」と書いてしまっているので、通常学級での特別支援教育という色が薄まっているように思うのは私だけでしょうか。
通常学級の先生方の本音が、このあたりにあるように感じています。
下手をすると、通級や特別支援学級の場までもが、通常学級の学習の到達目標に達しなければと、子どもの実態以上に負担をかけている例もあるのでは。
前提がそもそも、おかしいなあと。
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