ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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言語聴覚士情報支援サイトST-navi
http://stnavigation.web.fc2.com/
情報量が充実している良質なホームページを紹介頂きました。
特にST国家試験が参考になります。
以下の問題は、学校の先生方にも知っておいてほしいことですね。
***
第71問 アスペルガー障害の中学生の支援で適切なのはどれか。
a.構造化をなくす。
b.社会的ルールを視覚的に教える。
c.保護者に障害者手帳について情報的提供する。
d.周囲の人の気持ちを考えるように言いきかす。
e.相手の表情をよく見ながら話すように促す。
1. a、b
2. a、e
3. b、c
4. c、d
5. d、e
***
もちろん一般論だから、対応方法は個々によって違うけれど、ベーシックな知識がおちゃらけ状態なら、いくら「会議」をやっても無意味ですね。
職員会議だとか、なんとか委員会もいいのだけれども、メンバーにこうした基礎知識がないまま話し合っても、羅針盤のない船と同じで、座礁するだけです。それぞれが好き勝手に、「あっちだ」、「こっちだ」、「俺のカンだ」なんて。
別にあなたのカンが聞きたいわけではないです、子どもの側に立って感じ取ってよ、と思ってしまいます。
子どもの側に立つためには、それだけ、基礎知識と子どもの理解が必要だということ。
薄っぺらい教材紹介をやっても、基礎知識や、子ども理解ができていないと、場当たり的な、下手をすると有害な指導を際限なく続けることになります。
具体的な教材紹介よりも、おおよその支援の方向性を話し合った方が、その子への一貫した支援へとつながるのです。
ということで、今年の自主研修会は、理論学習とOJTを組み合わせた、本当に力になる研修を企画しました。
8月7日(水)WISC-Ⅳ実技
8月9日(金)講座 教育相談と指導・ケース会議
8月13日(火)講座 構音検査実技・ケース会議
8月19日(月)就学指導と各種検査実技(地教委就学指導委員会と共催)
特に8月19日は、既存団体のメンバーの半数が参加します。
それだけニーズがあるということ。
それ以外の日は、レポート数が少ないため、お悩み相談+関連する基礎知識の講義のような感じになるでしょう。