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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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臨床研修会 ケース会議1日目


音声言語の表出は難しいが、医療機関のSTと連携しながら、拡大・代替コミュニケーション手段を活用した事例発表。すばらしい。「ことば」は音声言語だけでなく、多様な方法があります。音声言語を出させることにこだわるのでなく、むしろ他の方法により、「要求」を育てること。コミュニケーションの出発点は「要求」ですね。



多様な支援のニーズのあるケースで、週1回の通級による支援が妥当なのかという事例もいくつかありました。
限られた条件の中で、通級担当が苦戦している様子がうかがわれました。
限られた時間、条件では、「発達の偏りを埋める」というような「ボトムアップの指導」ではなく、生活自立に必要なことをピンポイントで指導する「トップダウンの指導」が重要になってきます。


NCプログラムなどの簡易な方法だけでの判断は危険であり、標準化された検査を活用して、より適切な支援の枠組みを検討していくことが望まれます。福祉などの多方面にわたる支援が必要と思われるケースもあり、他職種に通用する検査法、アセスメントの枠組みが求められます。小学校の時のアセスメントが、成人以降の生活自立のあり方に結びつくこともあるわけで、それだけ責任は大きいです。


アセスメントの基本は、


・行動観察
・標準化された検査
・生育歴


この3つがそろわなければなりません。



側音化構音の指導のあり方。音の指導順序、舌の脱力の重要性などが議論されました。基本に忠実に、です。


4 
最新の、複数の検査のバッテリーを組んだ事例発表。矛盾する数値をどう解釈するかが、支援のヒントにつながります。
障害についてや、薬、行動などの基礎知識を持ち合わせて、初めて子どもに対面できます。
行動観察や支援の進め方がすばらしい。検査時の行動観察がすばらしい。



クリスマスの翌日にもかかわらず、集まってくださった先生方に拍手です。


ちなみに今回の臨床研修会では、当地域の研究協議団体の取り組み、「新しい先生のための旅費措置事業」に該当しました。
レポート提出を条件に出張扱いで旅費が措置されます。


http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/252/
構音の指導研修DVD頒布受付中 ~2014年1月10日まで



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