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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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既成の価値観を壊し、新しく創造・・・でも、研究と努力の裏付けがある




日本一の低予算、3億円で建てられた水族館。
水族館プロデューサーの中村元さんは、「日本一のビンボー水族館」、「3億円で水族館を建てるなんて本来は間違い」とまで。


しかし、中村さんはこの水族館を監修し、予想数を遙かに上回る人気水族館に仕立て上げました。
彼ははじめ、業界から「異端」扱いされていたそうですが、今では全国的に有名な水族館プロデューサーに。
既存の価値観をうちやぶり、大胆に工夫していく仕事ぶりにあこがれます。
単に壊すということでなく、徹底した研究と努力の裏付けを感じます。
持って生まれたセンスもあるのでしょう。


***


生きたままの餌を与える「いただきますライブ」は、平日の特定の曜日、特定の時間です。
通常は勤務日なので、見られない時間帯です。
でも今年はお正月の開館日に見られるとのことで行ってきました。


通常、餌は死んだ状態で与えますが、ここの水族館では生きたまま与えます。


ニジマスを生きたまま与え、巨大淡水魚のイトウが追いかけてくわえるシーンはインパクトがあります。
子どもたちに見せるのは、残酷だとの意見もあるようです。
でも、死んだままの状態の餌を食べるシーンより、生命のはかなさ、尊さを感じ取れます。


この企画の名称は「いただきますライブ」。
けっして、某有名動物園の「もぐもぐタイム」ではない。


そういえば、日本の文化は「いただきます」の文化。
生命を、そして料理を作ってくれた人々に感謝して手を合わせる。
自然を「征服」するのでなく、自然に「生かされている」という文化。


この企画の思想の深さを思います。

大人の観客は、もう少しで餌を採り逃がしたイトウを見て「おしい!」と言いました。
しかしある子は、イトウにかまれて、動けなくなったニジマスを見て「食べちゃった(食べられちゃった)」と言いました。
子どもの方が、企画の主旨を心からとらえているなあと。


***


イトウはいつもは、水流にそってみんな右側を向いて静かに泳いでいるのですが、ライブの時間は激変。
餌が投下される前から、いつもとは違う慌ただしい泳ぎ方をしていました。
餌の投入の予兆に気づいているのは明らかでした。
飼育員の足音などで、わかるのですね、きっと。

↓動画

http://youtu.be/_k3IZ2XY7b4


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