OJTという研修システムが、企業にあります。
普段、あまりwikiは紹介しませんが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/OJT
つまり、実務の中で仕事を覚えるという研修スタイルです。
これが通級担当教員に必要な研修スタイルだと感じていましたし、実は新人の先生ご自身もそう感じておられるようでした。
今日は、はるばる遠くから、私の指導を見に来て下さった新人の先生がおられました。
午前中は、構音指導の一般的な講義をさせていただき、午後の指導参観、そして振り返りの時間としました。
とても新人とは思えないセンスと、基礎知識の習得の高さを感じました。
レポートをつきあわせて研修するスタイル、基礎知識の講義スタイルと合わせて、こうした実技の中での研修を組み合わせることが、この専門性の高い職種には必要と感じています。おそらく他職種から見れば当たり前なことでしょう。むしろ、これまでそうした研修ができないシステムだったということ自体、他職種から見れば非常識であると言えるでしょう。
あとで伺ったら、実はもう一人、指導を見たいと言っていた先生がおられたとのこと。
都合がつかなかったようです。
今回来ていただいた先生も、有給欠勤扱いで、事故があれば勤務中の事故と見なされず、すべて自己責任なのです。旅費も当然自腹です。
こんなにがんばっている先生に対して、バックアップする教育行政であって欲しいものです。
勤務時間が10分短かった、長かったなんて、みみっちい調査をやっているお金と時間があるなら。
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