たとえば、WISC-Ⅳで言語理解の指標が高いのに、
ことばの教室でよく行われている
「ことば集め」
とか
「スリーヒントクイズ」
は、本当に必要でしょうか?
ワーキングメモリが平均域なのに、
3つの絵カードを取らせる訓練は必要でしょうか?
(もちろん、WISC-Ⅳのワーキングメモリは、
聴覚的にしか計っていないので、
絵カードをとらせるという動作が伴った場合は
どうかということはありますが。
また、WISCのそれは、無意味な音の羅列なのに対して、
絵カードは有意味刺激という違いはありますが。それにしても)
もちろん、WISCで全ての能力をはかれるわけではないですし、
下位検査間のバランスの問題はあるのですが。
それにしても、第一選択の指導は何かを検討するときに、
検査結果を考慮しないというのはどうなのでしょう。
せっかく検査したのに、指導記録ファイルに綴じられていないとか、
担当の先生の手元まで情報が届いていないとなると、
何のために、子どもに負担をかけて検査をしたのか
という話になります。
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