困り感もなく、発話明瞭度も問題ない子に、
わずかな歪みを理由に、いつまでも構音指導を続けるのは、
果たして子どもの利益につながっているのでしょうか?
確かに、練習を続けないと、もとに戻ってしまう事例もあるし、
今は困り感がなくても、思春期以降に困り感が出てくるので、
小学生のうちにという場合もあるでしょう。
しかし、明らかに問題無いレベルなのに、と思うこともしばしばです。
構音指導をしてくれるのは、ことばの教室しかない、というのは確かです。
でもそれは直接的な構音指導の場合であって、間接的な指導は
ことばの教室でなくてもよいわけです。
つまり、子どもの育ちに合わせて構音も発達していくと見込まれる場合です。
構音だけでなく、子どもの全体を多面的、総合的に理解する力を
つけていくことが必要です。
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