道言協(北海道言語障害児教育研究協議会)では、初めて担当した先生のための研修会を毎年開催しています。私は構音障害の講座を担当しました。
参加者の中には、全国的に著名な先生も見えていました。つまり、新しい先生のための基礎講座を作り上げてきた方です。
本当は私のような者より、その先生に講座をしていただきたかったですが、今回は一参加者で、とのご意向とのことでした。
でも、講座の最後にその先生から的確で、専門性の高いご講評をいただくことができました。私が勉強になりました。
講座の進め方を振り返ると、反省することしきりです。
きっとアンケートを読むと、よいことがたくさん書いてあるでしょうが、アンケートとは、もともとそんなものでしょう。
それに甘んじず、もっと修行しなければ。
講座を担当して改めて思うのは、わずか3時間の講義で、構音をマスターするのは難しい。単純なようで、実は本当に奥深いものです。
本当なら、全道各地を回って、OJTスタイルで、実際の指導を拝見してディスカッションしたいところです。
昨年、休憩時間に個人的質問を受けたところ、長蛇の列ができてしまい、十分な対応ができませんでした。今回は原則、個人相談はなしにして、メールで受けることにしました。それでも、「どうしたらいいでしょうか」というご質問をいただきました。どうしたらいいですか、の前に、どんな子ですか、から始まります。だから時間がたりなくなるのですね。
さて、講師の契約は来年度までです。
それまでに、短い時間で効率的な研修になるように、修行を重ねたいと思います。
自身のプライドだとか、形を見せるためでなく、子どもたちのために。数を集めるためでなく、困っている方々のために。
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