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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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構音指導「ナ行」「ツ」の指導

今日も検索エンジンからの情報を基に、記事を書きます。


ナ行は、「通鼻音」と言います。
発音記号では、/n/
です。「歯茎通鼻音」です。
舌先が、上の歯茎の裏についたまま、「んーーー」と音を出したときに鼻から息が出ています。
それに母音を後続させると、ナ行音ができます。
日本語で、鼻から息が出る「通鼻音」は、ナ行とマ行です。
鼻から通らなければ、ナ行はダ行のように、マ行はバ行のようになってしまいます。
そうなる場合は、鼻の通りがどうなのかを評価する必要があります。
生育歴や、相談歴、受診歴も眺めながら、口腔内も見ながら、
蓄膿症やアデノイドがないかどうかを確かめます。
それらに異常が見あたらない場合は、音の弁別(聞き分け)や音韻意識、知的な部分を見ていきます。


「ツ」は、発音記号では、/tsu/ です。
/w/ だったのが、最近は、/u/ にしている向きもあるようなので。
それは良いとして、/ts/ が重要です。
つまり、/t/ タ行と、/s/ サ行の両方が既に産生できるかどうかを確かめる必要があります。
それぞれの音が完成していなければ、「ツ」の指導の前に、まずそちらを行うというのが定石です。
定石が全てではありませんが、構音指導のためには発音記号の読み書きができるようになることが大事です。

実習生でも時々間違えるのですが。
間違えるということは、構音の産生過程をちゃんと理解していない証拠です。
逆に言えば、ちゃんと理解していれば、指導の誤りは生じにくいものです。


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