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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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通級担当がころころ替わる最大の原因は、相談相手がいないこと

どこの地域もその傾向がありますが、教室の規模が大きく、
通級担当が複数配置されていて、ベテランのいる教室では、
比較的、担当年数が長い傾向があります。
逆に一人教室など、相談相手がそばにいない教室や、
規模が大きくてもベテランがいない教室では、担当の入れ替わりが
激しい傾向にあります。

今日は、言語の研究協議団体の理事研修会がありました。

そこでは、各担当の「やりがいに感じていることを」を交流しました。
各担当のやりがいを交流することで、通級担当の意欲を高め、
もって担当年数の長期化につなげる、という仮説に基づいていました。

また基礎的な知識を講義するというやり方では、担当がやる気をなくしてしまう、
という仮説にも基づいていました。

それは入り口としては正解と思われました。
しかしながら、そこから先は・・・。???

もう亡くなりましたが、ことばの教室の先輩が私に教えてくれたこと。
「理事会は、議案を審議することではなくて、それが終わった後に
弁当を食べながら、参加者同士が悩みを相談し合うことが本当の目的ですよ」

この団体の出席率が一番高いのが、この理事研修会であるのは、
相談ができる、というところも一役買っているように思われます。

議題の審議が終わった後は、必ず何人もの先生方が、私に相談をしてくださいます。

それだけ、経験の長い先生への相談の機会が少ない、ということの裏返しでもあります。

逆にベテランのそろった大規模教室に初めて担当になった先生は、
周りにいつでも相談できて、楽しくて幸せだ、とおっしゃっていました。

今、新しい先生へ必要な支援は、相談できる場と人を用意すること。
そして、基礎知識とOJT(現場での研修)です。

新しい先生方の多くは、今の指導が良いのか、
子どもをどう見立てたらいいのか、日々悩んでおられます。
それが出発点です。

今、会の研修のあり方は、大きな曲がり角に来ているように思えます。
新しい先生のニーズを正確に捉えた対応が求められます。
正確に捉えないと、会の存続の意義自体が問われるという危機感を持っています。


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