今回も行けませんでしたので、
発表論文集を読んで、
印象に残ったところを・・・。
(私の読解、表現のバイアスがかかっているので、
正確に知りたい方は、論文集を直接お読み下さい)
・感覚統合アセスメントによって、書字の困難が大きく改善したとは言えないが、書くことへの心理的負担が軽減したと思われる。
→(コメント)成績に直結しなくても、心理的な負担が軽減したということがまずは大事だなあ、と思いました。
・適切な自己主張性が増加すればストレスも減少する結果から、SSTプログラムの有効性を示唆
→(コメント)形式的なSSTよりも、より自然な遊びに近い方が意味がある、と普段感じていますが、自己主張性という観点をもう少し入れてみようかと思いました。
・自校に通級指導教室がないところでは、「気軽に相談できない」、「近くにないためリアルタイムで相談できない」、「相談に行く時間がない」
→(コメント)実は、自校にあっても、同じような悩みがあったりしますが。昔からある悩みですね。未だにあまり解決していない。そんな中でも、各教室では色々と工夫はしているのですが。
・細かい運動コントロールと、鉛筆をゆっくり動かすのが難しいための書字の乱れに対して、下敷きの代わりに紙ヤスリを使用することで、運動の抵抗を大きくしたところ、文字のばらつきが減少した。
→(コメント)今度やってみようかな。イスのロッキングなど、感覚欲求に対しては、抑制するのでなく、充足させた方が落ち着けるという視点を改めて思い起こしました。
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