「むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが
住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、
おばあさんは川で洗濯をしていました。
すると川上の方から、どんぶらこっこ、
どんぶらこっこと、『仮面ライダーオーズのメダル』が
流れてくるではありませんか。
おばあさんは、あのメダルが欲しいと思いました。
しかーし、あのメダルを取るためには、
内緒の声で『シー、シー』と20回と呪文を唱えなくてはいけません。
さあ、どうぞ」
「シ」の構音を獲得するための前段階として、
子音の「ロングエス」の音が出せるように練習します。
ただ、「シー」と言ってごらん、では飽きてしまうので、
特に低学年の子(場合によっては高学年の子も)には、
即興で昔話を作って練習しています。
ちなみに仮面ライダーのメダルの話では、
このあと、ベルトなどのアイテムも流れてきて、
全部とったら、おばあちゃんがオーズに変身するという落ちです。
これで100回は練習できますし、「すべてそろったら終わり」とすることで、
達成感や楽しさも味わえます。
地味でストーリー性のない練習には、ストーリー的要素を入れています。
【注意】
連続して音を出す前に、一音、一音が正しく音が出ているか確認します。
出ていない場合は、一音レベルできちんと出せる段階から始めます。
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