をアップしました。
すると、ある発達障害通級指導教室の先生からメールが。
私のブログに触発されて? 早速コリントゲームをお作りになったそうです。
それが上の写真。
以下、ご本人の許可を得てメールを転載します。
***
(以下引用)
追視一つとっても「眺めている」と「視ている」はまったく意味が違うことを確認しました。
具体的には「眺めている」と眼球の運動は引き起こされるものの、運動企画に関連する体性感覚野は賦活化しない。「視る」ことが必要なんだというところです。
指標を追視すること自体も眼球運動の純粋なトレーニングとして必要ですし、よく視て動かすことでプラキシスを高めようと働きかける視点も必要なのでしょうね。計算したり、追いかけたり、答えたりしながら結果的に注視してるという教材は子どもへも適切な負荷となるのでしょう。
この遊びはもともと、注視と輻輳、緑と赤の弁別しての操作をねらって行っていたのですが、ya先生のアイディアのおかげで間に障害物を置いて動きを変化させると、こんなに楽しくなるのかと目からうろこでした。
タイムラグがあったり、予測しにくい動きがあった際にぐっと注視が高まる様子が手に取るように感じられます。
複数の玉を視野に入れるために周辺視野も意識が必要ですし、衝動性の眼球運動で早めに玉の色を視ようともしていました。
なかなかいい遊びですね。
(引用終わり)
***
たいへんアカデミックで説得力がありますね。
シビレました。
ただ眼球を動かすだけでなく、体の動きを伴うことが大事ですね。
最近、怪しげな理論を見る機会が多いので、
本当に本物だ、と久しぶりに感じ入りました。
そこで、夏休みにでもと考えていた私も、すぐ作ってしまいました!
動画はこちら。
ポケモンの指人形や、電池まで使って、釘の代わりにしました。
他の材料もあり合わせ。
100円ショップのバランスゲームのグラスが、
ピンにするにはぴったりでした。
私が作ったというより、通ってくる子どもたちと一緒に作りました。
私より、子どもたちの方がアイデアが豊富ですね。
一緒に作ること自体、セロテープを切ったり貼ったり、
どこに貼ろうかという企画力や想像力、
話し合いながらつくるというソーシャルスキルなど、
様々な能力が関与するわけです。
トータルなアプローチが必要な子には特に必要なことだと。
転がり落ちるビー玉をタッパーでキャッチする遊びにしたのですが、
偶然置いてあった鉄製のカンポックリに当たって、「コーン」とおもしろい音が。
ゲラゲラ笑いました。
今度はこのカンポックリにビー玉を当てるのを目標にしたのでした。
・・・
ネットを通じて、思いもしなかった教材のコラボレーション。
子どもたちに還元されるわけですから、本当にありがたいことです。
![にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ](http://education.blogmura.com/edu_handicapped/img/edu_handicapped88_31.gif)