先日の幼児療育施設の風景です。
数センチごとに切ったストローで、遊ばせています。
触覚などの感覚統合がねらいですか。
なるほどと思いました。
よく豆を使った実践を聞きますが、
子ども達が食べてしまうので、とのこと。
小学校の通級なら、微妙に手触りの違うものを
紛れ込ませて、手触り感覚だけで探し当てる、
というのもおもしろいかもしれませんね。
手先のモータースキルは、まずフィードバック機能、
すなわち感覚を育てることが重要ですから。
後で聞いたら、ストローは百均ではあるものの、
先生方が自腹で買い集めたものだそうです。
施設には、そうしたものを買う予算もないそうで。
大変、恐縮です。
療育も教育も、マスコミは悪いところばかりつつきますが、
良心で動いているところも多いのです。
きっと自腹を斬っているのは、ストローだけではないでしょう。
この施設は来年度新築移転しますが、
教材備品費予算が大幅にカットされたとか。
でも、寄付を集めるのは、法に触れるのでできないそうで。
親の会が呼びかけるならいいそうです。
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話は違いますが、私が受け入れている臨床実習でも、
学校が謝礼を頂いたら掟破りになるのです。
学校の備品とか、研修図書とかに使ってください、
と申し出て頂いているのに。
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愚痴を言っても仕方がないですが、
何かお手伝いできないかなあと思っています。
私が作成した無料視知覚プリントのCD詰め合わせを差し上げたら、
先生方がコピーして早速使っていただいているとか。
お役に立ててよかったです。
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