前半の事例検討会では、休日に集まる関係者ということもあり、
いつもながら、質の高い議論がされたように思いました。
スーパーバイザーとしていらした大学の先生の
コメントもすばらしいものでした。
事例検討会後の茶話会で、教材発表をさせていただきました。
冒頭、教材や指導方法が先にあるのではなく、
アセスメントが先にあること、
そのまま使うのではなく、子どもに合わせてアレンジすることの
大切さをお話しさせて頂きました。
教材発表のリスクは、いつもそこにあると感じているからです。
発表後の質疑応答では、
自作教材を作る秘訣や、その教材を子どもができなかったときに、
どうアレンジするかについての質問がありました。
教材の作成の時間がなかなかとれない現場では、
カードのような汎用性の高いものを作り、
同じ教材を他児にも、使い方やルールを変えることで使えるようにすること。
空間関係の把握が難しく、図形を模写できない子に対しては、
紙を重ね合わせて透かして見せてから書かせるとうまくいく
場合があることを回答させて頂きました。
「うちの子には、どういう指導方法がありますか?」
という質問には、やはり答えにくいものがありました。
その子のことをよく知らないので・・・。
その子のことをよく知る中に、指導方法のヒントはあるわけです。
認知心理学的にも、応用行動分析学的にも・・・。
解散後、発達外来で教具作成を専門に職種とされている方と
直接お話しできたのは収穫でした。
部品の入手方法など、いいヒントを頂きました。
ありがとうございました。
今回はパワーポイントでの発表で、
実物を一つも持っていかなかった(忘れた!)のは、
私らしいミスなのでした・・・。
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