夏休み後、子どもが急に伸びた、というお話しを
職員室で複数のケース、複数の先生方から聞きます。
あれもできない、これもできない、だからここを標準に近づけようとか、
順位を上げようというのでなく、子どもの育ちをじっくりと見守り、
肯定的に評価する。
その変化のリズムに合わせた関わり、ということの
大切さを学ばせて頂きました。
そして何よりも、先生方が子どもの肯定的変化を
とてもよくとらえていらっしゃることがすばらしいと思うのです。
何年生だからこれができて当たり前、という視点でなく、
この子にとっての育ち、と言う視点で。
そして先生方がいつも、子ども達のことを話題にして、
情報交換、連携している。
本当にすばらしいなあ、と思うのです。
私は担任の先生や、支援員などに、
通級時の様子を文書で報告することがありますが、
一番反応があるのは、その文書の内容でなく、
そこに貼り付けた写真の子どもの姿のことでした。
「○○くん、笑顔でしたね」
親御さんにお話ししたら、そういえば家でもとのこと。
能力的なことはもちろんですが、
いろいろなことに楽しさを感じ、自ら動くようになったとのこと。
うれしさを共有できたのでした。
関係者が子どもの育ちの喜びを分かち合う、
それが連携の本質なのではないか、
ということを学ばせて頂いた気持ちです。
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