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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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就学指導委員会

就学指導委員会の面接が来週からあります。
就学指導委員会は、就学の措置、ハコモノの整備の
必要性の答申が役目です。
教育予算の編成とも絡むので、
人員配置や空間などの物的条件の答申が主たる目的です。

個別的な具体的配慮は、担任同士、学校同士の引継ぎの中で
行われることに期待し、委員会としては基本的には措置までが役目です。

しかし最近は、個別の具体的な配慮など、
いわゆる発達障害についての相談も増えてきました。

しかしうちの町では、相談を受ける人員と時間などの都合上、
措置の判定までが限界であり、それが元々の役目でもあり、
いわゆる通常学級に在籍する発達障害のある子どもの
個別的な具体的配慮までには手が伸ばせないのが
実態です。

この時期に面接時間、検査時間を増やすことは、委員を務める
学校の先生の日常の授業にも著しい支障を与えます。
かといって、予算のタイミングの関係上、この時期を
ずらすこともできません。

また、田中ビネーだけでは個人内差を十分把握できませんし、
学校生活の場面を実際に観察しなければ、その子の実態は
とらえにくいですのです。

それらの仕事は、本来は専門家チームの役目であり、
役割分担すべきだ、と就学指導委員会で何度も指摘
されているのですが・・・。

実は私も、うちの町の専門家チーム巡回相談員を
お願いされていたのですが、色々とあってナシになりました。

今私にできることは、担当している子ども達が
進学後もスムーズな支援を受けられるよう、
中学校の先生への引継ぎに一工夫を凝らすことです。

ただ一方で、就学指導委員会に個別の教育支援計画を
利用する実践が全国で出てきています。
就学指導委員会できめ細かな対応も検討しようという
試みなのでしょう。

いずれにせよ、ハコモノ(ハードウエア)と、
手立て(ソフトウェア-)の両方からアプローチすることが
重要です。

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