「先生、私は先生のことを忘れません」
「ありがとう。先生も覚えているよ」
昨日の夜何を食べたか忘れる私が、この子のことを覚えていられるか。
覚えていられるでしょう。
なぜなら、前任校の子どもたちのことを覚えているから。
通級で一対一で接する子どもたちは、ご家族とともに記憶に残ります。
前回の記事で、私はこう書きました。
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就学相談のレベルアップのために語り合ったではありませんか。
ジソウが調査委員から撤退したいま、自前で検査と教育的判断ができるように、そして巡回相談機能と就学支援機能とを統合しようと、構想したではありませんか。
それなのに・・・。
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これは、教育行政への怒りのように読まれた方も少なくないように思いました。
実は、この想いは、教育委員会と同じ想いなのです。
だから、教育委員会への怒りではなくて、人事制度というものへの怒りです。
「語り合ったではありませんか」
は、もっと一緒にやりたかった、という教育行政と私自身、そして全員ではないかもしれないけれど、保護者・本人、同僚の共通の想いなのです。
怒っているようで、実は無常の悲しさ、そして、感謝の気持ちです。
子どもたちや親御さんからの心のこもった手紙。
一生の宝物です。
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