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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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「1年で交替して良い仕事ではないと思いました」




現職の通級担当の先生から、しかも複数の先生から、こんな気持ちを聞きました。
「1年で交替して良い仕事ではないと思いました。来年度も担当する予定です」

私は言いました。
「通ってくる親子に代わってお礼を言います」

年度替わりの春休みに、「あの先生が、あなたの学校の通級の先生だよ」と紹介したのに、4月になってから「代わりました」というオチを心配していた私は、ほっと胸をなで下ろしました。


一方で、通級担当は2,3年でで交替して、通常学級に戻る、ということを「内規?」にしている学校もあるようです。
毎年半分以上の先生が交代する通級指導教室も。

いつまでこんなばかげた人事をやっているのでしょうか。

私の新任地では、どうやら引き続き、ことばの教室を担当させて頂けるようですが。

ただ、マクロレベルでは、ことばの教室経験者が、ことばの教室設置校に赴任になる例が今回は多く見られます。

昨年までの「なりふりかまわず人事」から見ると、明らかな前進です。
「特別支援教育に力を入れる」というキャッチフレーズは形になっています。

今回は、親の会だけでなく、校長会も動いたようです。
私が作った「経験年数のデータ」が校長会で活用されたようです。
数値の説得力です。


今後は学校単位での人事の「正常化」が求められます。

学級担任は毎年替わってもいいかもしれない。
しかし通級担当は、子どもの育ちを長い目で見なければなりません。

「先生の視野を広げるために、通級担当だけでなく、学級担任も経験すべきだ」
たしかに一理あるかもしれません。(ちなみに私も5年間、中学校と小学校の学級担任の経験がありますが)
しかし、それは教職員の「脳内処理」に過ぎません。

親子は、その教室に、専門の先生がいるからこそ、仕事を休み、時間を犠牲にして通っているのです。

「昨日まで皮膚科でした。院内事情で今日から脳外科です」という先生に、あなたは自分の体の手術を委ねられますか?






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