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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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ICTとタブレット

大手学習教材会社のタブレットが届きました。
これまでは紙での学習でしたが、新学年からは、タブレットの学習が中心になるようです。
タブレットで対応できない部分は、従来通り、紙ベースのものが届くようです。

驚いたのは、学習結果がすぐに、保護者の携帯やパソコンのメールに届くこと。
学習状況に合わせて、おすすめの課題が出てくるようになっていること。

などなど。

OSはアンドロイドのようですが、画面サイズが大きい。

おもしろそうでもあり、怖そうでもあり・・・。
子どもの得意、苦手が即座に把握されるのは、子どものニーズに合わせるという意味では有効と思います。
一方で、子どもの実態がわかりすぎてしまうことに、ちょっと怖さも感じています。
ただ、わかると言っても、所詮はデジタルデータでしかないこと。

同じ「できる」「できない」でも、取り組み時の行動観察のデータまでは収集できないでしょう。
いや、そのうち、内蔵カメラで行動観察できるように改良されたりして???

そんなことにはならないと思うけど、主体は誰なのかを忘れてはいけない。

ちょっと怖い話。


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Comment
デジタル学習について
こんにちは。

政府は2020年を目処に小学校でも
タブレットやデジタル黒板など
の普及を目指すようですが、

先生の立場から
ご意見お聞かせ頂けないでしょうか。

デジタル化が吉と出るのか凶と出るのか。

私は従来の紙が良いと考えているのですが
もはや古い考え方なのでしょうか。
Re:デジタル学習について
こんにちは。ぷりんときっずさんの教材、実はよく使わせて頂いています。内容はもちろん、とても美しいレイアイト、色の使い方にうっとりしています。
さて、紙か、デジタルかという件ですが。
たぶん、うまく使い分けるということだと思っています。
想像力が苦手なお子さんには、写真や動画が即座に見られるというのは、デジタルならでは。
もちろん、自分で調べるということも大事なので、いきなりネット検査でなく、図鑑なり辞書を開いて調べるという経験の土台も必要と思っています。

我が国は、学校教育へのICTの普及がとても遅れていて、特別の支援を必要とする子どもたちへの学習保障、合理的配慮という点では、もっと充実していく必要があると思っています。その意味では、国の事業は一定程度評価できると思います。

ただ、デジタル普及派の中には、初めにデジタルありき、タブレットありき、無線LANありきという雰囲気があることにも懸念を持っています。
「タブレットでできることを考えよう」は、目的と手段との混同の典型。
教育目標があって、その手段の一つがたまたまタブレットに過ぎないのであって、初めにモノがあるから、有効活用を考えよう、というのは、発想がひっくりかえっているわけです。

どれだけデジタルが普及しても、紙媒体や実体験を完全になくすことは教育的ではない、と思っています。なぜなら、教育は本来、五感で経験していくものだからです。

コンピュータに「○」ピンポーンと言ってもらえるのもいいけれど、大人が自分の手で、赤鉛筆で○を書いてあげて、目と目を合わせて、「がんばったね」は、捨ててはならないですよね。

人付き合い、地域のつながりが薄くなってきて、ネットでゆるくつながるだけの社会に対して、危機感を持っています。

【 管理人ya 2014/03/21 18:37】
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