札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる 所長の 加藤 潔先生の講演を聴きました。
明るく前向きな「障害観」が、ユーモアたっぷりに語られていて、講演後のアンケートでは、「勇気づけられた」、「前向きに」といったポジティブな感想がたくさんありました。
(一応、私も主催団体の役員なので、アンケートを見せてもらえたのです)
LDは、「学習障害」ですが、加藤先生によれば、
LD=L("low”もあるけど)、D(だめじゃない)
ADHDは、注意欠陥多動性障害ですが、
ADHD=A(あきっぽいけど)、D(だめじゃない)、H(ハラハラするけど)、D(だめじゃない)
なのだそうです。
「点字は、目が不自由だから使うのではなく、触覚が優れているから使う」という表現にも、ICFモデルの「障害観」の本質が表現されていると思いました。
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この講演に先だって、私は今年も講座を担当させていただきました。
教材紹介を中心にし、参加型の講座にしました。
アンケートを見ると、「あっという間で楽しかった」、「時間がとてもたりなかった」、「もっと聞きたかった」、「教材はこのように作るのかととても勉強になった」という主旨が多く、ありがたく思いました。
顔見知りの方、懐かしい方も今回は多く参加されていて、「縁」というものの尊さを感じました。
事前事後に、参加者から何ケースか個人的なご相談を頂いたのですが、短い時間なので、「つなぐ」のが精一杯でした。
つなぐ先は、私自身だったりする場合もありえるのですが。
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先週は、就学指導委員会での研修講座、校内の通級についての研修、そして今回の講座と、3つの準備と発表を同時にしながらの生活でした。あまりに忙しいと、もう笑うしかありません。
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