「聴覚的な理解が弱い」というと、
脳の特性をまず考えてしまいますが、
もっと初歩的な、きこえの問題がある場合があります。
除外判断をするために、疑わしきは聴力検査です。
学校の一斉検査の前に、通級指導時に発見することもあり、
就学時健康診断の時点で、耳鼻科をお勧めすることもあります。
聴力検査で、まず見ること。
それは耳あかがたまっていないかどうか。
うちの子も、何となく調子が悪い、
呼びかけに反応がない、
ぼうっとしていることがある。
かといって、小さな声でも反応することもある。
でもささやき声には反応がないことが多く、
耳の後ろで手指を摩擦させても反応がない。
でも、耳を押さえたり、首を振ったり、
痛がったり、熱もあるわけではない。
心理的な問題か、睡眠のリズムの問題か、
注意の配分の問題か。
いろいろな出来事があったので、原因を推測し、
見合った対応をしてきましたが、
どうも対応に不足がありそうだ。
もしかして耳の問題も併せ持つのでは?
鼻水も黄色でどろっとしてきたため、
受診したところ、
片側の耳と片側の副鼻腔のみ
炎症を起こしていました。
3か月の治療が必要と診断。
学校にも、気づかれていない子が、
「わがまま」
「育て方」
「だらしない」
と言われている場合があるのでは、
見逃しているのでは、と思います。
目の問題も。
眼科で異常なしと診断されても、
眼球運動のぎこちなさまで見てくれる
眼科はまだまだ少ないです。
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR