文部科学省は、やっと、特別支援学級の対象となる障害の名称に
「自閉症」を加えたようですね。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1246163.htm
通級制においては、平成18年度から既に「自閉症」は明記されていたので、
特別支援学級の名称との間に、ねじれ現象がおこっていたわけです。
関係者にとっては、一歩前進というところでしょうか。
生まれつきの障害である「自閉症」が、
育て方が原因と誤解される「情緒障害」の枠で扱ってきたこと自体が、
誤りだったはずですから、明記されたこと自体は歓迎できます。
ただ、学級編成の仕方は、今までと変更がないようで、
たとえば、自閉症のお子さんと、情緒障害のあるお子さんがいても、
学級は一つだけで、従来通り、一緒に学習をすることになるのでしょう。
自閉症と情緒障害とでは、アプローチの仕方が全く違うと思うのですが。
学会でも学級編成のあり方についてよく議論になっています。
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